ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

アヒルの試験日本番

2013年12月01日 | 日記
 本日は、待ちに待った日本語能力試験でした。
生徒を活気づけるため「お祭りだね」と言っていたのですが、あまり効果はなかったみたいです。
というのもテストを受け終わった後の生徒の顔が曇っていたからです。

「お祭り」というのもまんざら嘘でもなくこの日のために普段は片田舎のペルミに隣町のエカティンブルグや
チェラビンスクから、はるばる受験者がやって来て、一躍脚光を浴びる日となったのです。
ホテルの宿泊率は確実に上がり、「日本語能力試験」はペルミの町にちょっとした経済効果を及ぼしたと思います。
だからテストができてもできなくても、今日は○!!

 私は肩の荷が下りたような気持ちでほっとしました。
自分が生徒のときはまったくわからなかったけれど、生徒の成果の行方をこんなにも先生やコーチはヤキモキしながら見つめるものなのですね。
 
 明日は私がこのペルミの町にやってきた日です。こちらも同じくらい感慨深いです。