社員旅行へ行ってきました。
私の学校は日本と取引を行っている会社が併設されていて、ルームメイトのユーリャはそこに雇われている通訳です。私がここに雇われているわけではありませんが、日本語コースはこの会社の経営者であるアレクセイさんが始めたビジネスでもあるので、私もひょっこりついていきました。
ロシアの社員旅行は日本のように若手が上の人に気をつかってお酌したりと仕事の延長のようなことはまったくないので、社員も自分の奥さんを連れて参加したりと、みんな進んで「行きたい!」というような雰囲気です。
チャーターされたバスでペルミ市内から2時間くらいの田舎のロッジへ行きました。
ついた途端、さっそくロシア式サウナであるバーニャが始まりました。風邪気味の私と若手のユリアは恥ずかしいと言って入りませんでした。バーニャの隣の部屋で紅茶を飲み、みんなの雪へダイブを待ちます。
そのほかの人は、水着に着替え男女混合サウナが始まり、そしてサウナで体を温めた後は、決まってロシア式、雪にダイブの儀式です。
この週に韓国から到着した韓国語の先生であるキムさんも若くて男だからという理由で、まだロシアに慣れてもいないのに雪ダイブをやらされていました。
さて、バーニャの後はいよいよ夕飯です。
テーブルにはウォッカ、ビール、ワイン、私持参のハチミツ酒メドブーハが並びます。いつも思うのですがどうやらロシアのレストランはお酒の持ち込みが問題ないみたいです。
サーシャが「さやは風邪気味だからウォッカは喉の消毒にいいからな」と言って私のコップにどんどんウォッカをつぎます。こちらは一気飲みの文化なので日本酒みたいにちびちび飲むことができずに、一息で終わってしまいます。さすがに40度のお酒を立て続けに飲むことはできずに、すぐに空いてしまうコップの合間に食べるごはんに何か飲むものが必要に思えて口寂しい気もしました。
最近は、ロシア料理にも慣れ、美味しく思えるときも増えてきました。ここのロッジのご飯は学校よりもだんぜん美味しかったです。
夜は引き続きウォッカを飲みながら、ゲームをしました。一本棒をとって上に積み重ねていき誰の番で崩れるかといったようなものやジェスチャーゲームです。
その後二つのロッジにそれぞれ戻り寝ました。私とユリアは若い女の子ということで配慮され1つずつのベッドで寝ることができました。
翌日は、みんなで近くの森へ行きました。ロシア人は散歩が大好きです。マイナス20度でもお構いなしにずいずい森の中は入っていきます。森もそこらじゅうにあります。
モミの木を取ったり、ふわふわの雪の上に寝たりしました。
とても楽しく、気を遣う日本の社員旅行との違いを感じていましたが、それはロシア人には言いませんでした。これは日本の社会を理解していないと理解できないだろうと思ったからです。そして前よりみんなと仲良くなれた気がしました。楽しく飲み会をしても翌日また素知らぬ顔になる日本の会社との違いもまた感じましたが、これも文化と習慣の違いだと思います。ときどき日本で働く外国人は聞くそうです。「どうして日本人はあんなに飲み会で盛り上がるのに、翌日は冷たいの?」と。
私の学校は日本と取引を行っている会社が併設されていて、ルームメイトのユーリャはそこに雇われている通訳です。私がここに雇われているわけではありませんが、日本語コースはこの会社の経営者であるアレクセイさんが始めたビジネスでもあるので、私もひょっこりついていきました。
ロシアの社員旅行は日本のように若手が上の人に気をつかってお酌したりと仕事の延長のようなことはまったくないので、社員も自分の奥さんを連れて参加したりと、みんな進んで「行きたい!」というような雰囲気です。
チャーターされたバスでペルミ市内から2時間くらいの田舎のロッジへ行きました。
ついた途端、さっそくロシア式サウナであるバーニャが始まりました。風邪気味の私と若手のユリアは恥ずかしいと言って入りませんでした。バーニャの隣の部屋で紅茶を飲み、みんなの雪へダイブを待ちます。
そのほかの人は、水着に着替え男女混合サウナが始まり、そしてサウナで体を温めた後は、決まってロシア式、雪にダイブの儀式です。
この週に韓国から到着した韓国語の先生であるキムさんも若くて男だからという理由で、まだロシアに慣れてもいないのに雪ダイブをやらされていました。
さて、バーニャの後はいよいよ夕飯です。
テーブルにはウォッカ、ビール、ワイン、私持参のハチミツ酒メドブーハが並びます。いつも思うのですがどうやらロシアのレストランはお酒の持ち込みが問題ないみたいです。
サーシャが「さやは風邪気味だからウォッカは喉の消毒にいいからな」と言って私のコップにどんどんウォッカをつぎます。こちらは一気飲みの文化なので日本酒みたいにちびちび飲むことができずに、一息で終わってしまいます。さすがに40度のお酒を立て続けに飲むことはできずに、すぐに空いてしまうコップの合間に食べるごはんに何か飲むものが必要に思えて口寂しい気もしました。
最近は、ロシア料理にも慣れ、美味しく思えるときも増えてきました。ここのロッジのご飯は学校よりもだんぜん美味しかったです。
夜は引き続きウォッカを飲みながら、ゲームをしました。一本棒をとって上に積み重ねていき誰の番で崩れるかといったようなものやジェスチャーゲームです。
その後二つのロッジにそれぞれ戻り寝ました。私とユリアは若い女の子ということで配慮され1つずつのベッドで寝ることができました。
翌日は、みんなで近くの森へ行きました。ロシア人は散歩が大好きです。マイナス20度でもお構いなしにずいずい森の中は入っていきます。森もそこらじゅうにあります。
モミの木を取ったり、ふわふわの雪の上に寝たりしました。
とても楽しく、気を遣う日本の社員旅行との違いを感じていましたが、それはロシア人には言いませんでした。これは日本の社会を理解していないと理解できないだろうと思ったからです。そして前よりみんなと仲良くなれた気がしました。楽しく飲み会をしても翌日また素知らぬ顔になる日本の会社との違いもまた感じましたが、これも文化と習慣の違いだと思います。ときどき日本で働く外国人は聞くそうです。「どうして日本人はあんなに飲み会で盛り上がるのに、翌日は冷たいの?」と。