ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

クリスマスツリー

2013年12月23日 | 日記
 劇場の帰り、モミの木を買って帰りました。
生きた本物のモミの木を飾るのは初めてです。
帰りのバスの中でモミの木を抱えながら、生きたモミの木を買える国に住めて幸せだと思いました。
来週いっぱいで終わる授業の心配もなく、あとはひたすら冬休みを待ちわびるのみです。
今、モミの香りが部屋中に漂っています。

緋色の帆

2013年12月23日 | 日記
 『緋色の帆』は、ミュージカルの中でも特に好きになり、何度も同じ劇を観に行こうと心に決めたものです。
 ロシアの作家、アレクサンドル・グリーンの原題≪Алые Паруса≫は、アリエという女の子がひたすら王子様を待ちわび、やがて成長したアリエの元へ、緋色の帆を掲げ、王子様である海兵がやってくるという単純なおとぎ話です。
 
 音楽も構成も俳優も素晴らしく豪華でセクシーで心行くまで楽しませてくれます。
最後の緋色の帆を掲げキャプテンがやってくる場面は、音楽と相まって観客の心を高揚し「こんなおとぎ話があってもいいかも」と思わせてくれます。
「これでまた日々をやっていける」というような気持にもさせてくれました。
 
 すっかり気にいってしいまい、二度、三度と見に行くようになりました。そのたびに俳優の組み合わせも変わり、あの女優のするアリサの方がよかったなとか、キャプテンもお気に入りの俳優ができました。
 そして今期の劇場通いはダントツ『緋色の帆』のために費やすのだろうと今から予想するくらいの熱の入れようです。

8人の女たち

2013年12月23日 | 日記
 ロシアは劇場が本当に充実しています。
 そしてバレエもコンサートもオペラもミュージカルも600円から1500円出せば、質の高いパフォーマンスを見れるから感激です。

 私が最近はまっているのは、ミュージカルです。
 今日は『8人の女』を観てきました。ステージと観客席が近く、生の演奏者たちと共に役者が演技をするのですごく贅沢な気分になれます。
  映画とは違うバージョンだったらしく、メイド役のエマニュエル・ベアールが「恋は命がけ♪イチかバチか~♪」と歌う曲を期待していたのですがそれはなくて少し残念でした。
 サックスを弾いていたお兄さんがとても素敵でした♪