2月下旬から3月上旬にかけて開催された第8期皇帝戦三番勝負。
私は並々ならぬ思いでタイトル戦に出場した。
と、言うのも、皇帝戦以前の棋戦の私の成績をご存知だろうか。
棋帝戦、四将マスターズ …etc
決勝戦まで進出したとしても、画竜点睛を欠く結果となってしまっていた。
いつしか私は「無冠の帝王」と呼ばれるようになっていた。
そんな自分に、どこか焦りを覚えつつ皇帝戦は開幕した。
皇帝戦第1局で私はある秘策を放つ予定でいた。
そう、【抜刀銀戦法】だ。
この戦法の考案秘話はまたの機会で語ろうと思う。
第1局では11ptと大幅躍進したが、私の焦りは更に増していた。第2局、第3局でも同じように勝てる保証はない。
マイナス点がつく可能性も充分に有り得るのだ。これがタイトル戦での心境なのかと強く思った。
学生でもある私は、学年末考査など多忙な日々も過ごしていた。
そんな中でのタイトル戦は、非常にハードスケジュールだった。
私は中司七冠(当時)に「七冠王の一角を崩す。」と宣言しており
もう終わった話なので言うが、皇帝を奪取できなかった場合は、引退する事をも視野に考えていた。
無冠の帝王問題もあり、より焦りに拍車がかかってその時の思いは強かった。
そんな中、焦燥していた私の心の支えになった大切な人がいる。
その方は女性の方で、Yさんとしよう。
私は彼女に「困難に対して向き合う。」その心を伝えたいと思った。
そして、その為にも皇帝戦は負けられないと強く決意した。
そして、3月10日。
私の三段昇段と初タイトルである【皇帝】のタイトルを奪取したのだ。
今執筆している私は過去の無冠の帝王ではない。
皇帝のタイトルを保持するタイトルホルダーとなっている。
これからの目標として、
・まずは皇帝の防衛
・二冠になる
・更なる戦法の進化、新戦法の考案
この3つが、今の目標で課題かと思います。
これからも更に進歩して参りますので
応援よろしくお願いします。
一般社団法人日本四人将棋連盟
水嶋快斗 皇帝
私は並々ならぬ思いでタイトル戦に出場した。
と、言うのも、皇帝戦以前の棋戦の私の成績をご存知だろうか。
棋帝戦、四将マスターズ …etc
決勝戦まで進出したとしても、画竜点睛を欠く結果となってしまっていた。
いつしか私は「無冠の帝王」と呼ばれるようになっていた。
そんな自分に、どこか焦りを覚えつつ皇帝戦は開幕した。
皇帝戦第1局で私はある秘策を放つ予定でいた。
そう、【抜刀銀戦法】だ。
この戦法の考案秘話はまたの機会で語ろうと思う。
第1局では11ptと大幅躍進したが、私の焦りは更に増していた。第2局、第3局でも同じように勝てる保証はない。
マイナス点がつく可能性も充分に有り得るのだ。これがタイトル戦での心境なのかと強く思った。
学生でもある私は、学年末考査など多忙な日々も過ごしていた。
そんな中でのタイトル戦は、非常にハードスケジュールだった。
私は中司七冠(当時)に「七冠王の一角を崩す。」と宣言しており
もう終わった話なので言うが、皇帝を奪取できなかった場合は、引退する事をも視野に考えていた。
無冠の帝王問題もあり、より焦りに拍車がかかってその時の思いは強かった。
そんな中、焦燥していた私の心の支えになった大切な人がいる。
その方は女性の方で、Yさんとしよう。
私は彼女に「困難に対して向き合う。」その心を伝えたいと思った。
そして、その為にも皇帝戦は負けられないと強く決意した。
そして、3月10日。
私の三段昇段と初タイトルである【皇帝】のタイトルを奪取したのだ。
今執筆している私は過去の無冠の帝王ではない。
皇帝のタイトルを保持するタイトルホルダーとなっている。
これからの目標として、
・まずは皇帝の防衛
・二冠になる
・更なる戦法の進化、新戦法の考案
この3つが、今の目標で課題かと思います。
これからも更に進歩して参りますので
応援よろしくお願いします。
一般社団法人日本四人将棋連盟
水嶋快斗 皇帝