netton女王さまのメモメモ日記 -2-

日常の喜怒哀楽をおもしろおかしくnetton女王さまの性格そのままに・・・

母との一週間(滞在1)

2006-11-16 | 旅行(国内版)
『nettonがもうチョット近ければねぇ』
これが最近の母の口癖。だから母の前ではnettonの名前を出すのは禁句
だったんだって・・・。
あの強い風の日に遠回りして新幹線に乗ったのに、その先のH線が不通に
なっていて、その日は母の所に行くのを断念したのでした。

翌日K駅に降り立つと弟が迎えに出てくれていました。「お茶でも・・・」と
言ったのに、速攻母の所に連れて行かれました。
喜んでくれたのは言うまでもありません。

それからが大変!!
毎日毎日、昼夜なしの『お寿司にする?ピザにする?』攻撃です。
朝食が終わって一段落すると始まり、日が蔭ろうとする頃からそろそろ始まり
それが、延々と食事の支度が出来上がるまで続きます。
10分に一回くらいの割合ですかね 物忘れがひどい老人性認知症なのです。
それでも一人暮らしを強行しているのが摩訶不思議です。

母の傍にいてもそれ程忙しくはありません。介護認定を受けているので、
ちゃんとヘルパーさんがサポートしてくれるし、週2回のデイサービスも
楽しみに行くし、ただ、掃除や洗濯をしてお話し相手をして薬の飲み忘れを
チェックしていればいいのです。

でも、私が居ると母は喜んで朝から夜遅くまで頑張ってしまいます。
これが何日も続くと体調を壊してしまいます。
だから昼寝をする時間を作ってあげたり、デイサービスから帰ってきら休む
時間を作ってあげなくてはなりません。
その方法は私が外出する事です。
買い物に行ったり友人に会いに行ったり・・・。

私が居る間は弟達ファミリーが遊びに来てくれるので、毎晩賑やかでした。
孫のNちゃんは母を喜ばせる天才です。
手先の器用だった母にビーズとリボンを持ってきて『教えて欲しい』と頼む
のです。下手に仕上がっても文句は言いません。
ある時は『漢字しりとり』をしようと持ちかけ、皆で楽しみました。

あっという間の一週間、帰った後の母の寂しさを思うと切なくなりました。