ロマンか遺恨か・・・!?

2010-05-27 | H日記
     *** ”伊予の一つ残し” での会話と答え ***


    R「幕末に活躍したのは、薩摩に長州に土佐!なんでみな江戸から遠い僻地の藩なのかなぁ?」

    H「ほぉ~、歴史のロマンを感じてると思うだろうが、実はそうではないんだ!」

    R「何それ、どういう事?」

    H「長州を例に挙げれば、まさに江戸幕府に対する遺恨さ」

    R「大根の旬は冬だし、球根の代表は春のチューリップ!お酒の前はウコンかい?」

    H「俺もう寝る」

    R「待ってぇ~」



    H「聞く気があるんか?」

    R「あるある大辞典」

    H「絶対寝る」


    
    H「かつては瀬戸の覇者と呼ばれた毛利家が、関が原の敗北で一朝にして没落したよね」

    R「うん」

    H「瀬戸内海の玄関:広島にあったお城も裏日本の萩市へ異動させられたんだ」

    R「へぇ~」

    H「広島から萩へは険しい中国山脈を超えなければならない、道中毛利の家臣達は悔し涙を流したろう」

    R「遺恨の小岩があちこちで大岩になったのね」

    H「その怨恨のエネルギーが、250年経って倒幕へと向ったのさ」

    R「執念深いねぇ~、人間て!」

    H「そうだよ、食い物の恨みも後世恐ろしいよね」

    R「何が言いたいの?」

    H「だから、この残ったリンゴあげる、お皿も洗ってね」

    R「・・・・・」
    

                                         



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