空海伝説①

2011-08-30 | お遍路と自転車日記

 

 

昔、昔、久谷の山里で農作業の邪魔になる二個の大岩を村人総出で動かそうとしてた。

がしかし、大きな石でビクッともせず、どうしたものかと途方に暮れ困り果てていた。

丁度そこへ通りかかたのが、四国の各地を修行していた弘法大師空海

大師は難渋している村人を救おうと、大きな石に網を被せて天秤棒で担って運んだのだ。

その途中、棒が折れて一つは川底へ、もう一つが今の場所に残ったと謂われている。

その石には確かに網目模様がくっきり残っていて、それで 網掛け石 となった。

又、大きく横たわる状態が鯨にも似ているので、鯨石とも呼ばれている。

 

 

世界的天才:レオナルド・ダ・ビンチも日本の英才:弘法大師空海も共に優れた土木技術者だった。

その技術と知恵をもってすれば、この大岩を動かす事は実は意外と容易かったのではないか?

空海没後1200年経った今、東北大震災後の瓦礫処理と放射能除染技術と知恵と資金を

新政権に期待する。