我が家の次男

2014-03-28 | H日記

 

 

 

 

22日に防衛大学校の卒業式を終え、寮や学校の荷物をまとめ

地元でお世話になった方々へ挨拶を済ませ、千葉の祖母へ顔を出し

26日夕に帰省したと思ったら、28日の朝には次の自衛官幹部学校(福岡:久留米)へ

旅立つ次男との束の間の再会

 

卒業旅行なんて無いない! 自衛官は常に戦場待機か・・・

そんな息子が人一倍頼もしく思える私は、更に人一倍の親バカ

 

4年間を過ごした友を信じ、教わった国防と鍛えられた身体をフルに活用して

素晴らしいパートナーと悔いのない人生を!

 

 祝!卒業  Don‘t be afraid of making mistakes

 

 

別れる最後に、来月から国家公務員となる息子に 二つのお願い をしました。

 

一つは、妹の事を大事に見守って欲しいこと

 

そして、これから防衛と安全保障の最前線に就く彼に、決して国防馬鹿にはなるな、と。

常に一般社会とは隔離された駐屯地での社会人生活は、世間とのズレが生じるのも事実ではないか?

 

そう聞いた時に、次男は私にこう言いました。

 

 

『 僕がどうして陸上を選んだか・・・?!』

 

 

 

防大時代、訓練でいろいろな場所へ行った。

いわゆる富士山の裾野の演習場や硫黄島や全国の駐屯地等々へ

そこで出会った様々な年代の自衛官と一緒に訓練や生活を共にして本当に楽しかった。

 

海上や航空は活動の場が狭く、より高度な専門頭脳になるけど

陸上は、いろいろな人間がいて彼らの活動の場はかなり広範囲でそこにはいくつのも人生があって

それぞれの生き様を肌で感じる事が出来た、だから陸上を選んだんだ。

 

 

次男は私が考える以上に国民目線でいました。

私の心配など全くの杞憂でした。

そしてその事が、今夜一番の私への卒業祝いでした。 時代♪