ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

カレンダーを見て泣く

2007年01月10日 | Weblog
タイトル通り。
写真家の尾仲浩二さんが、納品してくれたカレンダー。
のんべの尾仲さんが、日本中のあちこちや、世界のどこか端っこで、飲みながら見ていた風景のカレンダーです。
写真につけられた短いコメントは、余分な事は何一つ書いて無くて、ただ、状況を説明したシンプルな文章でした。
だけど、写真がすごくいいから、どれもなんだかたまらなく、いろんな感情を揺する物でした。
それこそ、郷愁とか旅情とか、分かりやすい思いで、なんかいいなあと見ていて、心構えが無かっただけに、唐突に泣きました。
その写真だって、泣かそうとか、そういう思惑はこれっぽっちも無い物なんだけど。

11月 北海道 夕張
『立退きが決まった店で
景気の良かった頃の話を
聞いているうちに』

野暮だけど説明すれば、写真は居眠りするお婆さん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする