ニヒル牛箱No168、レインさんの絵本「もりのくらし」
可愛い猫、ナッツの一日を書いた、絵本というよりは、本と呼びたい厚みの読み応えある一冊です。
とても可愛い、ほのぼのとした本。
なのにレインさんの絵には、どこかにひっかかりを残す、可愛いとか暖かいとかだけでは無い、かすかなすごみを感じます。
「そとのせかいはこわいところほい!うっかりとびらをあけてしまったら、たいへんたいへん!」
ナッツの台詞。
空想の森は、いつでも少し怖いです。
そこが楽しければ楽しいほど、他愛無ければないほどに、怖いです。
とても深いところから、このナッツが現れたと、感じてしまいます。
ナッツの森は、どこにあるんだろう。
こわい、そとのせかいは、誰の中にあるんだろう。
闇をはらんだ明るさには、いつも強くひかれます。
可愛い猫、ナッツの一日を書いた、絵本というよりは、本と呼びたい厚みの読み応えある一冊です。
とても可愛い、ほのぼのとした本。
なのにレインさんの絵には、どこかにひっかかりを残す、可愛いとか暖かいとかだけでは無い、かすかなすごみを感じます。
「そとのせかいはこわいところほい!うっかりとびらをあけてしまったら、たいへんたいへん!」
ナッツの台詞。
空想の森は、いつでも少し怖いです。
そこが楽しければ楽しいほど、他愛無ければないほどに、怖いです。
とても深いところから、このナッツが現れたと、感じてしまいます。
ナッツの森は、どこにあるんだろう。
こわい、そとのせかいは、誰の中にあるんだろう。
闇をはらんだ明るさには、いつも強くひかれます。