ヨガで先生の良し悪しをどうやって見分けるか。残念ながら、急激にヨガの先生が増えて、ヨガの先生の質は低いのが現状。
ヨガの鬼軍曹のあだ名を持つ厳しいフィリピン系アメリカ人の師匠が
最低でも毎日6年から7年練習を継続してから教えるべきだと言われたのを覚えている
まず生徒のポーズをすぐアジャスト(訂正)しようとする先生が多く、生徒に怪我をさせている場合が結構ある。アメリカだと生徒に怪我させると訴訟や賠償が付きまとうのでヨガの先生は保険に入っている。日本で怪我した生徒は、皆泣き寝入りになる場合が多い。セクハラも日本では問題になっていない。アメリカでへ教師養成講座で、生徒に怪我をさせない指導やセクハラで訴えられないようにアジャストの仕方まで教える。
目の前で生徒に無理やりヘッドスタンドをやらせて、骨折したのを見た。その生徒はそもまま、スタジオにも先生にもなも言わずに終わった。スタジオから消えた。
ヨガを長年やり体がすごい柔らかいヨガの先生が、ドロップバックを別な先生のアジャストでやり、肋骨を骨折。
小生のやっているアシュタンガヨガは、マイソールスタイル(公文式と同じでグループクラスで、個人ごとに指導する)。アシュタンガの生徒も先生も初級のシリーズから
中級、上級、その上、その上の上(確か一番上は5段階)あり、先へ進みたがる。
ヨガの先生や生徒の大きな間違いは、ポーズありきの考え。完全なポーズや難しいポーズをするはヨガの目的ではない。また生徒の体がひとりひとり違うことを理解していない先生が多い。
皆、柔軟性、体力が皆違う。ポーズは個人にあったポーズに変えたり、ブロック、ボルスターやストラップ(紐)等を使って、ポーズをやりやすくする方法を教えることが大事だ。
まず先生は、個々の人の体や生徒のヨガのポーズのやり方十分に観察して、その個人にあったやり方やポーズを教えるべきだ。
それにクラスは、10人程度の少数であることが望ましい。スポーツクラブのヨガクラスは30人以上で、レベルの皆違うが、同じ指導で、怪我をする人が多い。