新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和7年3月3日(月)
先日の地元紙に新発田地域振興局長後任者の内示情報が掲載され、老兵の私は”追い出され”モードだ。任期2年間を振り返ると胸を張れる実績に乏しくて悔しいが、取り組んできた内容や議論等の情報を取り纏めて総括する冊子を公表することにした。ローカル鉄道の振興私案などは地元内外の若者に見て欲しいな。
●令和7年3月4日(火)
執務室のシクラメンは昨年同様に早春になってやっと咲き始めた。茎がヒョロリでつぼみの数が少なくなった。購入してかなり年月が経つと聞くが、肥料や水遣りなど小手先の工夫ではダメで、植替えなど抜本的な対処が必要なのかも。などと考えると、定年が迫りテコ入れしようのない自分に重なり切ない。
●令和7年3月5日(水)
ピラミッド型組織での昇進の流れの中で、今こそ手腕発揮に適う人材が埋もれているのを幾度も見てきた。日立は時勢に応じたトップを組織的に選ぶための人材リスト「社長バンク」を設けているという。取締役会の合意による選定は無責任も生みそうだが昨今の「責任」は「重く感じる」と言葉だけだしね。
●令和7年3月6日(木)
新発田市が誇る大きな清流「加治川」で2000本に及ぶ桜を愛でながら健康的に歩く春のイベント「桜堤ウオーク」の盛り上げのため地元団体や役所など関係者で協議した。新発田地域振興局では若手企業経営者らと採算も取りながら盛り上げる新たな秋の仕掛けも調整しており、賑わいの通年化につなげたい。
●令和7年3月7日(金)
独り暮らしが不安な親族の介護保険認定調査に立ち会った。市役所担当者が一時間ほどかけて本人から生活の自立度等を丁寧に聞き取ったり身体能力を調べたり。初見の来訪者との面談は本人をやや興奮させて少し気丈そうにさせるので、日頃の介助必要な虚弱ぶりなどは親族がしっかり補足する必要を感じた。
●令和7年3月8日(土)
独り暮らしが不安な親族の「サービス付き高齢者住宅」への入居契約をサポートした。小規模多機能居宅介護施設と通所介護事業所が一体となった施設なので、要支援や要介護への移行を見据えると有難い施設だ。介護保険報酬引下げの報道等が心配だが適切な政策判断に繋がるよう臨場の目線で発信したい。
●令和7年3月9日(日)
独居親族との連絡のために高齢者向けスマホを調達するも、直電以外の通知やらで点滅したり鳴動したりする機器に困惑させられて、固定電話で対処方法を幾度もやりしりする状況。便利な機能のアピールよりも、ここが点滅したらどうすれば安心だなどと記す簡素な手引きの一枚紙が高齢者は欲しいのだが。
(「R7.3.3-R7.3.9新発田地域振興局長の細々日記」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式に続きます。)
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☆「新発田地域ふるわせ座談会」を日記と別建てで連載してます。
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
①「へたれ県職員の回顧録」の履歴リストはこちら
②「空き家で地元振興」の初回はこちら
③「ほのぼの日記」の一覧はこちら
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