新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和7年2月3日(月)
源頼朝の叔父が開山したとされ菅谷不動尊で有名な新発田市にある"菅谷寺"の千日参り節分会に参加した。積雪が多い中でも快晴に恵まれ、護摩焚きでは除災招福や開運厄除の成就等を本堂溢れるほど集まった市民らと祈った。本堂内の畳に積もるほどの豆まきの量に驚いたが、この盛大さが招福に繋がりそう。
●令和7年2月4日(火)
新潟県燕市で大河津分水100年の大計となる河川改修の大事業が続いている。国土交通省が工事現場近くに構える「にとこみえーる館」では歴史的経緯や現在の工事概要がビジュアル豊富に多様なアイテムで詳しく学べて為になった。充実の体験が入館無料だ。周辺を見渡せる展望台開放の3月以降に再訪したい。
●令和7年2月5日(水)
地域の伝統行事が担い手不足で消えゆく中で、新潟県村上地域振興局が行事主催者とボランティアの仲立ちをする「新潟県北イベントボランティア募集事業」を開始した。汗をかきながら心に残る体験を上手にアピールして募って欲しいが、持続と自走のためには費用弁償や財源調達などの仕組みも考えたい。
●令和7年2月6日(木)
福島原発処理水をめぐり中国採取水も異常なしとなり、海産物輸出再開が待たれる。その皮切りは食の新潟を売込む大きなチャンスとすべき。「観光遊興なら東京や関西」で「食材仕入れなら新潟」と、ブランド化したい。中国輸出の限定精米工場である北海道、神奈川、兵庫に新潟を加えるのも日本海側地方の創生に繋がる。
●令和7年2月7日(金)
年功序列的で三角型の組織だと50歳程で先が見えて意欲が下がる職員が増えるなど、企業内での年配層の"よどみ"的な課題を見聞きすると身につまされる。一方で蓄積された知見が職位や処遇で活かれない事例もよく聞く。企業横断で埋もれた能力をAIでマッチングして起業を生む仕組みでもできればよいのに。
●令和7年2月8日(土)
静岡県は県土の間延び感を踏まえ、時間と場所の制約を超えて人の密度を作るメタバースを活かし、婚活交流や建設技術展示などのイベントを開催。顔バレ気にせず相性を探るとはルッキズムが問題視される今風だ。広さに加え人の交流に際して降雪等が支障となりがちな新潟県こそ積極的に活用すべきでは。
●令和7年2月9日(日)
ラスクはどうもパンとしか思えずスイーツとして買わないが貰い物は試してみる。新発田市で人気のパン屋「喜十郎」の”王紋らしゅく”は市内の「王紋酒造」の吟醸酒づくりから出る酒粕を使用したものと聞き、どうかと思いきや、芳醇さと歯ごたえか独特で結構美味い。ビールにも合う。認識が開拓された。
(「R7.2.3-R7.2.9新発田地域振興局長の細々日記」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式に続きます。)
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☆「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。
☆「新発田地域ふるわせ座談会」を日記と別建てで連載してます。
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
①「へたれ県職員の回顧録」の履歴リストはこちら
②「空き家で地元振興」の初回はこちら
③「ほのぼの日記」の一覧はこちら
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