新潟祭り真っ只中の今日、信濃川下流周辺を歩いてみた。
にぎやかな祭りは、幼少の頃よりあまり好むものでは、ないのだが宇宙エネルギーが強いアイスランドなどで部分日食の起きている今日は、いつもと違う感性がはたらいていたかもしれない。
2015年秋に信濃川の源流にとても魅了され長野県の千曲川を登り川上村まで次第に曲がりくねりながら細い流れとなる川を追いかける旅をした。
その川上村を訪れた日は、奇しくも川上村出身の油井亀美也宇宙飛行士が宇宙ステーションでミッションを遂行している時であり宇宙から地球をみている時でもあった。
予期せず川を上り訪ねた土地でこのようなことを村の方からお聞きして感動したのをよく覚えている。
その旅の帰路、沼田市で異世界に入ったような出来事が起こり始め三国峠を越えている最中には、紅葉を照らす虹を山を越える毎に見せられていた。
信じられない出来事の後の虹は、美しさが故の驚愕もあり
何故、今、虹を見せるのと天を何度も仰いでいた。
自分にとっては、信じられない出来事をこんなにたくさんの虹で励まされているのか?恨めしくも思えた。
その後、新潟平野に入ると
経験も無いようなどしゃ降りに遭遇しまったく前方が見えないまま高速道路を走った。
長く感じたが、どのくらいの間かわからないままどしゃ降りの中を抜けると帰ろうとする方角に道路にアーチのようにかかる虹がまたもや現れる無事帰れたことを祝福して迎えてくれたようだった。
それから、数年すぎた今思うことは、あの時から自分は違う世界にいるのではないかと言うことだ。
あちらでもないこちらでもない世界?
違う言い方をすれば、自由自在に認識がないまま行ったり来たりしているのかもしれない...
そして今日は、来年開港150年となる新潟西港と新潟祭りを信濃川河口で眺めているようだ。
あの日の出来事は、遠い昔のようにも感じるが...