自己内観ブログ

自己を信じて大地にしっかり根付いた生き方をするための日々の閃きを綴ります。

丁寧に生きる

2019-06-07 13:40:49 | 随想
子育てや仕事や家族の世話に追われながら、過ごしてそういうものから解放されると、ふっと何をしたら良いのか解らなくなり、寂しくなったり不安になったりしやすいかもしれません。

人生の中で自分のことは、後回しにしなが、ただひたすら働いて来た人には特に多いのかもしれません。

その寂しさや不安を忘れたくて、子供や孫や配偶者や家族に必要以上に執着して世話をしてしまう人もいるかもしれませんね。

それが、喜びであり楽しいことなら気にすることもないかと思うのですが...


心身に負担を感じながらやっているのなら、無理せず自分のために生きてみるのも素敵かなと思うのです。

何故なら、それぞれの人生はみな平等だと思いますから、必ず自分自身と真摯に向き合う時が来ると思うのです。


それは、定年になったからとか
年老いたからとかだけではなく、大病を患ったり、事故に遭遇したり、社会的な問題が生じたりして強制的にやってくるかもしれません。

そういう設定は、自分自身が生まれる前に決めているという説もあります。

私もそのように感じます。

自分ならこのタイミングでならそれまでの、方向と違う方向に舵を切れると思える時にそれが起こるからです。

その時こそ、丁寧に自分自身と向き合うことが必要かと思うのです。

それが、どういうことに繋がるのかということが、私にもようやくわかるようになって来たのです。

それは、それまで歩いて来た道を時空を越えて見直す絶好の機会なのだと思うのです。

ただ、一生懸命、無我夢中で進んできますと思わぬところに落とし物をしていたり、無意識に大きな踏み跡を残したり、周りの長閑な景色を見忘れたり、知らないうちに傷ついたりつけたりしていたかもしれません。

そういうものを、自分自身と真摯に向き合うことで修復し味わい直せるように思えるのです。

そして、そうすることが今を生きている自分を楽しませ充実させてくれるだけでなく「なんと自分はこんな風によくやってこれたのだろう」と自分が愛おしく思えたりするのです。と、同時に自分の人生に関わった人や自然やペット達にまで感謝の気持ちでいっぱいになるのです。

すると、自分が一人ではなし得なかったことや学べなかったことがたくさん、あったことを思い出すのです。

その思いが満たされてくると、
様々な形でこの地上に生きていることが奇跡であり素晴らしいことなのだと心底から、感じることができるのだと思えるのです。

このように、なりますと心が軽くなり不満や不安、他者への批判や比較などが無くなりますから、自らを癒しながら感謝して生きて行けると思うのです。

そして、こういうことがユッタリとした社会を創造することになり地球への感謝となり、愛となりその循環により多くの自然を取り戻すことにもなって行くと思うのです。

それが、また地上の命に回帰して人にも戻ってくるのだと信じているのです。











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