黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

一人っ子だからわがまま?

2007年09月19日 | はるの子育てコーチング日記
先日、保育園にお迎えに行ったときのこと。
娘と同じクラスのお母さんに声をかけられました。

「最近、ほんっということを聞いてくれなくって・・・
 一人っ子だから、わがままなのかしら。
 先生の手を煩わすことも多いみたいで、今も先生に叱られてるんです。」

ひょいと教室の外をのぞくと、
確かに先生と一対一で対戦中(笑)
まだまだかかりそうなので、
私はゆっくりお母さんとお話させてもらうことにしました。

そのお母さんはもう、ほとほと困り果てているという感じです。
色々話を伺っていると、
お家でのあんなことやこんなことがいーっぱいでてきました。
お母さんの心配は、このまま小学校にあがったら、
自分の子どもが学級崩壊の原因になってしまうのではないか
というところにまでいっていました。

なんて大げさな!と思うかもしれませんが、
悩んでいるお母さんにしては、それは大問題。
お受験する子も多い地域ということで、
どうしてそんな地域に住んでしまったのかしら?
なんてつぶやきも・・・。

でもね、

だけどね、

「一人っ子がわがままだ」
なんていう定説は、
「今どきの若いもんは!」
という定説と同じぐらい昔からあったもので、
私自身、小学校の時、友達同士で
「○○ちゃんってわがままよね~」
「だって、一人っ子だから仕方ないよ~」
なーんて会話をしていたものでした。
だけど、その定説が正しいかどうかは謎(笑)

それに、少子化が進む現代、
一人っ子比率は昔よりあがっているのだから、
なんでもかんでも「一人っ子だから」といってしまうのは
どうかなぁとも思ったりして。

(実はこの方以外にも「うちの子は一人っ子だから・・・」という悩みを、
耳にしていたりして。)

「一人っ子だから」というのが原因ではなく、
きっと今がそういう時期なのでしょう。
>自我がでてくる4歳児

だから、親のほうも
「そういう時期なのね~」とどっしり構えて
敵(笑)への作戦を考えてみましょう


ま、いってみれば、
子どもがふたりいる私にしても、
兄弟がいたらいたらで、いさかいもあるわけで、
一人っ子だろうがどうだろうが、
大して変わらないような気もするのです。
はい。

それだけ、世の中のおかーさんは、
子育てに真剣に取り組んでいるってことよね。

さぁて、今日も笑顔でがんばろー