黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

キャンドルナイトと平和の祈り

2010年12月22日 | 社会貢献
私たちの100万人のキャンドルナイトのイベントでは、
原爆の残り火である「平和の火」を使わせていただいたことがあります。

今年の夏至のキャンドルナイトで使わせていただいたのも「平和の火」でした。

「平和の火」は、今も福岡県の星野村で灯し続けられており、
勝手に分火しないこと、届け出た用途以外では使用しないこと、
イベント終了後は速やかに消すことなどなど、
その管理は条例でもきちんと定められているため、
なかなかに人の管理が難しいのです。

これまでのイベントでも、4人のメンバーで2週間、
白金カイロで!火を守り抜いたことがありました。

それは、さておき、今回は別の形での平和の祈りを形にしました。
それが、イベントの3日前にアップされたjunoさんの日記。

3日以内に、と聞いて真っ先に思い浮かんだのがキャンドルナイトのイベント。
そうだ!キャンドルナイトのイベントで作った栞をもらってもらおう!
とはいうものの、日も差し迫っており、材料の買い出しにもいけません。
(ちょうど自転車パンク中だったし)

なので、自分の周りを見渡して、使えそうなものを使ってのリサイクル栞になりました。
娘も、麻紐を通すのを手伝ってくれました。

それはそれで、エコイベントだったからよかったかも!

いきなりイベント当日、
「リサイクル莱を作ってきたから、参加してくださった方にプレゼントしたい」
と提案したのに、
「いいね!」「素敵!」と受け止めてくれた他の実行委員のメンバー、ありがとう!
再生キャンドルを利用したキャンドルづくりとメッセージキャンドルのブースに来てくれ
た方に、
「よかったらどうぞ♪」と作った栞をお渡ししていきました。




「あら、よかったわね♪」
と、笑顔で受け取ってくださったお母さんと小さい女の子。


キャンドル作りをしているときから、
「俺、この栞!」
と、気にいった栞をキープしてくれていた小学生の男の子。


「お前、本なんか読むんか~。コロコロコミックスに挟んでるんちゃうん~(笑)」
といいながら、その男の子を温かく見守っている周囲の大人たち。


お母さんと一緒に「どれにする?」と、栞を選んでくれていた女の子。
「帰ったら絵本に挟もうね」って、いってくれていました。

おばあちゃんと一緒に、エコキャンドルを創り終えた後、
大切そうにふたつ、おそろいの栞を小さなポシェットにしまってくれた小さな女の子。
おばあちゃんと女の子の分かな?
それとも、家で待っているお母さんへのお土産でしょうか。
何にしても心が温かくなりました。



ほんというとね、
私も他の皆さんが作ってらしたみたいな、
おしゃれで素敵な栞を作りたかった・・・。

だけど、他のしなきゃいけないことを放り出して、
栞づくりに熱中したことも、いい思い出だよね?

次の夏至のキャンドルナイトには、
今回余ったチラシを再利用しよっか☆なんてことも、
実行委員のメンバーで話していました。


大それたことはできないけれど、
母として、子どもだちの未来が平和であらんことを願わずにはいられません。

junoさんが教えてくれた動画です。

忌野清志郎 IMAGINE

100万人のキャンドルナイトin 東灘、開催いたしました。

2010年12月22日 | 社会貢献
先週の日曜日、
100万人のキャンドルナイトin東灘を開催させていただきました。



いつもチラシを置かせていただいている岡本商店街の一日さんの店長に、
「毎回、レベルがあがっていくね~」
とお誉めいただいた(らしい)今年のポスター。
グラフィックデザインの仕事をしている実行委員メンバーが作成しています。

今年は、メンバーのひとりの発案で「キャンドルリレー」をしました



リレーの仕方、デモンストレーション中の私(笑)
夜はむっちゃ寒いのでダウンを着込んでいます



ひとりひとりの手から手へ、
キャンドルの灯りが手渡されていきます。



このリレー用キャンドルも、メンバーの手づくりです
お休みの日に、1日かけて作ってくれたのだとか。
それにリボンをかけてくれたのが、
9月にベイビィを出産したばかりの別のメンバー。
ありがとーーー



キャンドルリレーが終わると、
みんなでキャンドルに点火していきます。

日頃は、火に触れ合うことがない子どもたちも、
この日は、大人と一緒に点火してもらいます。

危ないからといって遠ざけるのではなく、
ちゃんとしたやり方を教えてあげると、
小さい子でも一緒に楽しむことができます。





今年は、会場が工事中ということもあって、
いつもの半分の面積しか使うことができませんでした。

ライブに出演してくださった方には、
ステージのバックが見苦しくて(工事現場
大変申し訳なかったです。

ライブそのものは、リハーサルのときから大好評

今年はエコキャンドル作りとメッセージキャンドルのブースを担当していたので、
リハーサルを少しみれただけだったのが、残念でした



私はこのイベントの実行委員をしています。
もう、今回で8回目。
4年続けていることになります。
このイベントのおかげで、毎年夏至、冬至あたりは大忙しな私です(笑)

「でんきを消してスローな夜を」を合言葉に
全国で広がっているこの運動。

【100万人のキャンドルナイト公式HP】


12歳の少女・セヴァン・スズキが語った、
ナマケモノ倶楽部のリオの伝説のスピーチを読んで頂けたら嬉しいです。

あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
セヴァン カリス=スズキ
学陽書房


この本の中にも、リオの伝説のスピーチの全文が載っています。



私たちのやっていることは、まさに「ハチドリのひとしずく」

ハチドリのひとしずく いま、私にできること
クリエーター情報なし
光文社




そんなことやっても何にもならないよとか、
私ひとりがやったって世界は変わらないって思う人もいるかもしれない。

だけど、微力は無力ではない。

メッセージキャンドルのメッセージを書いてくれたり、
エコキャンドルづくりに参加して下さった方々、
今回もお手伝い下さったボランティアの方々、
通りすがりに参加してくれた高校生の女の子たち、
自分から積極的にお手伝いしてくれた子どもたち、
寒い中の野外ライブに出演してくださった方々、
場所を貸してくださった御影クラッセ様、
ガラス瓶を提供して下さった白鶴株式会社様、
当日までの段取りや、音響設備を手配して下さった方々・・・
他にも、たくさんたくさん・・・

お世話になった全ての方に感謝いたします。
どうもありがとうございました。