黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

「ママの息子はぼくなのに!」

2010年10月04日 | はるの子育てコーチング日記
週末、公園で遊んでいたときのことです。

ガッシャーン!!
と音がしたと思うと、自転車に乗った風と、
同い年くらいの男の子がぶつかってしまったようです。

風は呆然としている感じでしたが、
男の子の方はわんわん泣いています。
すぐに声をかけて、怪我の様子をチェックしました。

幸い目立った外傷は擦り傷程度で、
お腹など体でどこか痛いところはないか、
手足を上げ下げできるかなどもチェックしましたが、
何ともないようでほっとしました。

一緒にいたお姉ちゃん(小学校中学年くらい)に聞いたところによると、
お友達5~6人と一緒に遊びに来たらしく、
お母さんは家にいるとのこと。
どうやらみんなで鬼ごっこをしていたようで、
出会い頭にぶつかってしまったようです。

っと、急に風が泣きだしました。

みると、風も口が切れて鼻血がでています。

ぼたぼたと落ちる血をみてびっくりしてしまったようです。


普段から、こけたり怪我をしてもあまり泣いたりしない風ですが、
洋服が血で染まってしまうのを見たり、
唇が腫れてしまったのを感じて、
急に不安になってしまったようです。


その風の様子を見て、反対にそれまで泣いていた男の子が泣きやんでしまいました。

お姉ちゃんの方も「大変なことになってもた・・・」とおろおろ。


風の怪我の様子もチェックしましたが、
鼻血と口を切っただけのようなので、
男の子とお姉ちゃんには「大丈夫だからね」と声をかけ、
お姉ちゃんの方には、一応公園でこういうことがあったって、
お母さんに伝えといてね、といっておきました。


それからの風は、しばらくのあいだずっと私にしがみついたまま、
「自転車は楽しいけど、気をつけないと危ないよねぇ」
「びっくりしたねぇ」
「よしよし、もう大丈夫だよ」
というような声かけには、うんうんとうなずきつつ、
ずっと泣いていました。

落ち着いた頃を見計らって、
トイレの洗面所で傷を洗おうとしたのですが、
そのときも「抱っこ」(笑)

トイレの鏡をのぞきこんで、
腫れた唇がとても気になるようでした。

それでも、トイレからの帰り道は、抱っこではなくちゃんと自分で歩き、
元いたところまで戻ってきたら、また自転車に乗り出しました。

復活☆(笑)


その晩のこと。
ベッドに入りながら、今日のことを話していました。

ふと、思い立って、
「今日、怪我した時、ママが他の子のことを心配した~って思った?」
と聞いてみたところ、風から返ってきた答えが、

「だって、ママの息子はぼくなんだよ。あの子じゃないんだよ。」

でした。

風の口から”息子”なんて単語がでてきたのにもびっくりしましたが、
やっぱりあの時の涙には、そういう思いもあったのかな、なーんて。

だから、私の気持ちを伝えました。

「そうだよ、ママの大事な息子は風くんだよ。
 だから、ママの大切な風くんが、他のお友達を怪我させちゃったりしたら、
 ママは、風くんの分も『ごめんなさい』しないとだめなの。
 風くんのしたことだから、ママも一生懸命お友達に『大丈夫?』って心配するんだよ。」

っていったら、何だか納得してくれたようでした。


あなたがママの息子だから、
ママはこんなに一生懸命になるんじゃないか。
それは、あなたが愛されているからだよ。

そんなメッセージを、ちゃんと受け取ってくれたのを感じて、
またまた、ぎゅーっと風を抱きしめてしまうのでした☆


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