一時期、チェスで「人間対コンピューター」の対戦が評判になっていた
興味津々でそれらのニュースを聞いたものだが、昔の事なので正確に
何時コンピューターが勝ったのか調べてみた。
1988年ディープ・ソートはLong Beachでのトーナメントでグランドマスター
のベント・ラーセンに勝利。グランドマスターに勝った史上初のプログラム
となった・・・と書かれている。22年も前の事になるが、その当時はスパコン
が対戦していた。PCでそれで作動するソフトで勝った訳ではない。
11日、日本では女流将棋界の第一人者、清水市代女流王将(41)とコンピュー
ターの特別対局が、東京都文京区の東大本郷キャンパスで行われ、先手の清水
女流王将が86手で将棋の最先端ソフトを組み合わせたシステムに敗れた。
持ち時間はそれぞれ3時間だった。
対局したのは今年の世界コンピュータ選手権で優勝した「激指」など、4種類の
ソフトを組み合わせた「あから2010」というシステム。
各ソフトが示したうちの最も多かった指し手を採用し、単独のソフトより悪手を
減らせるという。
◆あから2010=コンピューター将棋の開発に力を入れる情報処理学会が、
トッププロに勝つためのプロジェクトを立ち上げて作った特製システム。
国内トップの四つのソフト「激指」「GPS将棋」「ボナンザ」「YSS」
で構成され、多数決合議制で最も支持が多かった指し手を採用する。
あから(阿伽羅)とは10の224乗という数を表し、将棋の局面の数に近いこと
にちなんで命名された・・・と、スポーツ報知の電子版は伝えている。
男子のタイトル保持者とはまだまだ差があると僕は思いますが、何れ
コンピューターに敵わない時代が来るのかもしれませんね。僕もPCに
将棋のソフトを入れていますので、時々対局していますが、PCは終盤の
読みが正確で早く、とても敵わない・・・と思うときもあります。
コンピューターと人間との対局では持ち時間に差をつけないと・・・
個人的意見ですが・・・。