子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

結婚とはなんぞや

2018-11-16 | 日記

のんびりした昼下がり。めったにならないクマ子のスマホに着信が。かけてくるのはほぼ実家の母、夫の母、親友のE子ちゃんの3択です。かけてきたのはE子ちゃんでした。

 

「聞いてよクマ子!!もう私我慢の限界やわ!!」開口一番吠えるE子。はっは~ん。クマ子はこれでピンっときました。

 

E子とは大学時代のアルバイトで知り合って以来の仲。とにかく気遣い屋さんで自分のことより相手を優先するような優しい心の持ち主。飲食店を経営するご主人と結婚してからも、どんなに嫌なことがあっても相手を傷つけたくないから自分が我慢をして耐え忍ぶ・・・という、いかにも古き良きニッポンの妻なのです。

が・・・。

2年前に待望の第一子が生まれてからご主人に耐え忍ぶことができなくなり、こうしてたびたび怒りを爆発させて電話をかけてくるようになりました。

 

E子側の話しか聞いていないのでこれがすべてというわけではないんでしょうけど、本当によく頑張ってます、彼女。ご主人は結婚と同時に勤めていたレストランを退職、独立してご自分のお店を持たれました。

ご主人は普段話している分には穏やかでほんわかした方なのですが、料理となるとその姿は一変、どんな些細な妥協も許しません。こだわりの食器にこだわりの食材、こだわりの料理法で最高のフレンチをお客様に提供することに命をかけていらっしゃいます。

 

長年フランスで厳しい修業を積んだこともあってか、とにかく後輩料理人にも厳しいんだとか。すぐカッとなるから手をあげてしまうことも多々あり、そのせいでお店で雇ったスタッフは全員半年ともたず、逃げるか退職してしまうので、常に自分ひとりでお店をするはめに。

 

見かねたE子がお店を手伝うことになったのですが、なんせE子はママになったばかり。毎日夜12時過ぎまで店にいて、ベッドにはいるのは夜中の2時。すぐに子供の夜泣きで起こされて結局徹夜で朝を迎えるそうです。

朝と昼はお店の経理処理と買い出し。そして夕方からまた子供を背負ってお店にはいる毎日で、体が悲鳴をあげ、ストレスでずっと帯状疱疹が治らず髪も薄くなってきたそう。

 

「寝る時間がほんとになくて、昼間、珍しく1時間ほど時間ができたから横になってたの。そしたら旦那なんて言ったと思う?!『自分だけ横になって。疲れているのは自分だけと思うな、俺だって疲れるんだよ』って言ってきたの!!自分は仕事終わったら昼までぐっすり寝てるのに、だよ?!子供が夜泣きしても絶対起きない、おむつの変え方もいまだにわからない、離乳食をあげることもできない、大好きな料理しかしてないくせに!!!」

 

そうなんですよね。ご主人は自分のお店を持つことが目標で、その目標が達成された今、名店にしたいという一心で腕を磨き続けていらっしゃいます。E子にも別の目標がありました。結婚前、彼はE子にお店を手伝わせるなんてことはないと言っていたのですが、結局今はE子がいなければお店がまわらない状態。E子は自分の目標は諦めました。

 

「私だってお店を手伝うって決めた以上は一生懸命なんだよ。でもさ、飲食業界まったく素人な私に3星レストラン級のサービスを今日からしろ!!って言われてもできるわけないじゃん!!ワインの辞典を渡してきて明日までにこれ覚えとけ、っていうんだよ!!それでうまくサービスできなかった日には『何やってんだ!お前のせいでお客様に迷惑かけて!』って。私こんなに毎日くたびれて頑張ってるのに、ねぎらいの言葉もなくって、かけられる言葉と言えばサービスのだめだしばっかり。私、妻だよ!!従業員じゃないんだよ!!!家政婦じゃないんだよ!!!」

 

電話の向こうで一気にまくしたてるE子。それを黙ってきくしかできない私。そう、夫婦のことは夫婦でしかわからない。親友でも第三者である以上立ち入ることはできない領域。

 

仮にここで私が「何それ?!!E子の旦那って最低だね!!そんな男とよく結婚したね」と言ってもE子は余計不愉快になるだろう。誰だって自分が夫の愚痴を言うのはいいけれど、他人に夫のことを悪く言われたくはない。勝手だけど、そういうものなのだ。

 

私はただ聞いて、E子の気持ちに寄り添うだけ。それが精一杯親友としてできること。でも、、、。毎回この手の話を電話で聞きながらふと思うことがある。E子夫婦の間に生まれた待望の第一子。クマ子夫婦が望んでもなかなか手に入らない宝物。

 

どうしてその宝物が生まれてきたことで喧嘩が絶えなくなってしまうんだろう。

 

「私、もう駄目だわ。夫の顔見るだけで気分悪くなるし血が逆流する。一緒の空気を吸うのもいや。私には子供がいるからもう旦那はいらない。離婚したい。」

 

それはきっと母親に、あるいは父親になった人にしかわからない感情なのだろう。

 

 


むらむらしてきました

2018-11-16 | 日本の性教育について思うこと

おおよそ月に1度、収納スペースを中を引っ張り出しては整理整頓、断捨離することが日課の我が家。ちょうど先週末はその日にあたり、夫婦でごそごそ使うもの、使わないものを仕分けしていました。

 

処分することになった書籍類を近くの古本取扱店にもっていこうと準備をしていると、クマ吉が「これももう売ろうか」と持ってきた雑誌を見ると・・・

 

2016年発売のanan、SEX特集。指原莉乃さんが表紙を飾ったことが話題になり、当時街の本屋では即完売店が続出。なかなか手に入らないと、幻の一冊となった号です。

世間の流行りに敏感な夫もご多分にもれずネットですぐに注文、2人で読んだ後すっかりその存在を忘れていました。

 

私たち夫婦は雑誌でSEX特集があると必ずと言っていいほど2人とも目を通します。内容そのものに興味があるっていうのが一番の理由ですが、夫と一緒に読むとお互いのSEX感を確認できるんですよね。

 

たとえば女性が好きな体位ランキング。雑誌によると

1位 正常位

2位 バック

3位 対面座位

だそう。

 

でもクマ子はバックはとっても苦手。後ろからされるとなぜかすごく痛いんです。挿入の痛みではなくて、体の中の臓器の痛みというか。

あと、トラウマもあるかしら・・・。過去にバックでしている時にもう1つの穴にいれられそうになって、それがめっちゃくちゃ痛かった!!

私は当然普通にバックですると思っていたので、何の覚悟もなかったから余計だと思うのですが、もうこの世の痛みとは思えない痛さ。はいらなかったけど先があたっただけなのに皮膚が切り裂かれるようで、それ以来バックでする時は自然と警戒してしまうんですよね・・・。

 

好きな体位、苦手な体位について普段からクマ吉にも伝えてはいますが、こういう雑誌の情報を鵜呑みにしないようランキングを指さしながら、「2位にバックがきてるよ、信じられない~」と再度伝えておきます。

 

SEXってマニュアルがあるようでないというか。「雑誌にこう書いてあったからこう!」というのが当てはまらないなあ、と良く思います。例えば男性は乳首を感じやすいとか書かれていますが、夫は絶対だめ。乳首を触られると痛いらしいのです。

 

相手が違えば気持ち良いところも悪いところも変わるので、回数を重ねていくうちにお互いのポイントを理解しあって、最初より2回目、2回目より3回目がより気持ち良くなるのがクマ子の理想。気持良くないとお互いSEXしたくないですしね。

 

こんなことを書いていたらムラムラしてきました・・・。そういえば不妊治療を始めてからSEXが遠のいているなあ・・・。クマ子はいつでもしたいのに。とりあえず、ジムで発散しにいくことにします(笑)

 

それでは今日も良い1日を。