子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

ドカンと辛い、じわじわ辛い

2019-01-26 | 私と夫の妊活日記
不妊治療をしていて、「治療が辛い」という言葉の意味を身をもって理解しはじめました。

辛さには2つあって、身体的なものと精神的なもの、です。


身体的な辛さは、薬の副作用や手術のあとの体のだるさなど。これは不妊治療いかんにかかわらず、病気のなれば誰しも経験する辛さですよね。

それに女性の場合は更年期障害で処方されるお薬と被るものが多いので、比較的わかってもらえるかな、とクマ子は勝手に思っています。


一方後者の「精神的な辛さ」は、これは辛い
なぜなら経験した人以外は理解しがたい辛さだから。

精神的辛さにも2種類ある、とクマ子はかんがえています。

1つ目はドカンとくる辛さ。

これは何か大きなショックを受ける出来事があって起こること。例えば人工授精や体外受精が功を奏しなかったとき。


特に体外受精は、浅田レディースクリニック品川の場合、自分の受精卵が子宮にしっかりと置かれいく様子をずーーっとモニターで見てるので、それだけで体に赤ちゃんが宿った気持ちになります。


実際体に夫婦の受精卵を入れたのだから。


それが2週間後、何も起こらなかった時のあの気持ち。この目で見た、子宮に置かれた我が子の始まりが、死んでしまったようなあの感覚と絶望。

辛い。本当に辛い。言葉でうまく言い表せないから余計に辛い。


これは経験した人しかわからない。



そして2つ目が厄介。
「じわじわ辛い」こと。これは自分でも気がついていない。解放されて初めて自覚できること。


治療中は毎日薬を飲むことはもちろん、自己注射といって自分で家で決まった時間帯に注射をします。


皮下注射だから痛くないものの、自分で自分の体に注射針をぶちこむのは何度しても怖い


それに加えて皮膚摂取型のホルモン吸収剤。これは一見サロンパスのようなものですが、とてつもなく凶暴です。


耐水性に優れすぎていて、お風呂に入ったぐらいでは剥がれない。それが故に貼った部分がめっちゃかぶれる。


これを日によっては8枚体に貼り付けるのだから、もう身体中がかゆいのなんのって



こういうことが毎日続くので、知らず知らずストレスが溜まるのです。



おまけに治療が辛いからやめる、と割り切れないのもこれまた辛い。


こんな気持ちを日本中、いや世界中の女性が顔の下に隠して平気な顔で生きている。


女性ってたくましい。
女性って強い。


やらなかったことを後悔することは私は一番嫌い。だからやって結果がでなかったのなら仕方ない。

後悔のないよう自分でしっかり選択をして今日も治療を続けます。