今週の前半、続きが書けなくて焦ってました。
ストーリーが浮かばないんじゃなくて、夫とミントが家に居たから![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
夫にはブログをやってることも秘密なんで![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
まさか見せられないよね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
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妄想ドラマ 『Dive into the future』 (5)
「2ヶ月前に地球上の人類の大半は滅亡した。原因は毒性は低いと思われていた細菌の一種で、
輸送機の空中爆破で大気中に放出されたんだ。
細菌は気流に乗って世界中に届き、人類は大半が死滅したと思われる」
神無月の話は5人の予想を超えた衝撃的なものだった。
「そんなことは信じられない!だってこうしてあなた達は生きている。
俺たちの前で普通に笑ったりしてたじゃないか」
思わず立ち上がって翔が叫んだ。
「ここの地形のせいだよ。細菌をのせた気流は2000メートルを越える山脈にぶつかって
雨と共に地上に流れて、こちら側へは届かなかった。あくまで推測だがね。
それにすべてを話す前に、タイムスリップしたショックから、
君たちが少し落ち着くのを待つ時間が必要だった。それで普通を装った」
「じゃあこの盆地から出たら死んでしまう?」と潤が聞いた。
「いや、細菌の繁殖力は弱いので2ヶ月経った現在はたぶん大丈夫だろう。
もし細菌が体内に入ることがあっても、君たちには我々が失ってしまった免疫がある」
「免疫・・・。そうか、つまり自分たちは安全なここに居て、俺たちに外の様子を見て来いっていうわけか」
「自分たちの保身のためじゃない。他にもここのように細菌が届かずに生きてる人たちがいるはずだ。
残った人間たちで力をあわせなければ本当に人類は地球上から消えるかもしれない」
「俺たちの時代でも電話やインターネットで世界中と連絡が取れたんだ。
今が140年後ならもっと簡単に世界の様子がわかるんじゃないんですか?」
「最初はここの責任者である防衛庁の長官とも連絡がとれたよ。しかし原因が特定される頃には
東京は死者の山であふれていた。高度な情報網も管理する人間がいなくなれば
なんの役にも立たない」
国家機密であったこの研究所は、タイムマシンの技術が流出しないために
非常事態には外部と遮断されるようになっていた。
悪用されると非常に危険だからだ。
もちろん、人類滅亡の危機などという非常事態は想定外だった。
西に5キロほどのところにあるトンネルは封鎖され、研究所の敷地から
外には警備用ロボットが24時間配備されている。
侵入者はもちろん内部から外へ出る者も捕獲、もしくは攻撃する。
トンネルを抜けた先にある地下施設のコントロール室で解除できるが
、みんな死んでしまったのか連絡はとれない。
研究所の機器はそのほとんどが太陽エネルギーで維持されているが、
いつかは寿命が来る。
食料も野菜などはバイオ研究所の工場で生産しているが、それ以外のものは
備蓄されていたものを食べている。
2009年から来た5人を加えると総勢32人の食料はもってあと1ヶ月。
「この2ヶ月、あなた達はいったい何をしていたんですか」
翔のことばに山辺が答えた。
「もちろん何度も脱出を試みた。けれど失敗に終わった。警備ロボットの数が
多くて突破できないんだ。」
「それじゃ俺たちにだって無理でしょ」潤が言った。
「いや、警備の中心はトンネルとその周辺の標高が低い山だ。君たちなら警備の薄いルートで山を越えられる」
「どの程度の山ですか?」今度は和也が聞いた。
「南西に見えるあの山脈だ。標高は1800から高いところで2400メートルくらい。
我々には技術も体力もないけれど君たちなら二日もあれば・・・」
「二日も警備ロボットにやられずに命があれば越えられるってわけだ」
和也の言葉に山辺はなにか言いたそうだったが、神無月が答えた。
「そのとおりだよ。しかし、君たちなら若くて体力もある。
そんなに無理なことではないと私は思う。我々現代人は科学の力に頼りすぎたために
便利さと引き換えに元々人間に備わっていたいくつかの能力を失ってしまった」
潤が4人を見回してから言った。
「しばらく俺たちだけにしてもらえませんか?」
「わかった。気持ちが固まったら教えてくれ」
神無月に促されて山辺と男たちは部屋を出て行った。
ドアが閉まった途端、雅紀が言った。
「気持ちが固まったらって、俺たちに選択の余地はないってことでしょ?」
「そうらしいな」と潤が苦笑しながら言った。
「俺たちはやっぱり偶然助けられたんじゃなくて、計画的に連れてこられたんだよ。
救助したとか言って・・・記憶だって本当は消されたのかも」
和也はテーブルに肘をついて頭を抱え込んだ。
「彼の言うとおりだよ。あの人たちの言葉を信じられないよ」
潤は雅紀と和也が言ってることが当然だと思う反面、
楓の優しさが自分たちを利用するための芝居だったとは信じたくなかった。
「どうする?はいそうですかって、命の危険がある所へ出て行ける?」
翔が4人に聞いた。
すると今までずっと黙っていた智が静かな声で言った。
「俺は行くよ。そうしないとみんな死んじまうんだろ。ここでじっと死ぬのを待つ気はない」
4人は驚いて智を見た。
「封鎖を解除したら、もとの時代に返してもらう。俺たちの時代に」
-----------つづく----------
きゃ~智くんカッコイイ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
しかしまだ研究所から出られませんでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
ミントにここまでの感想を聞いたところ・・・
ミ 「ん~なんか地味。硬くて地味」
バ 「なるほど。確かに硬いけど・・・」
ミ 「妄想なんだから何でも有りでしょ?笑えるとこも入れてよ」
バ 「えー、みんながロボットに対抗するための特殊スーツに着替えたら、
乳首空きTシャツだったとか?」
ミ 「そこまではいかないけど」
バ 「いきなりコメディタッチに変更はできないけど、地味なのはなんとかしましょう!」
ミ 「ふ~ん」
バ 「総ラメのつなぎとか?デビューの時のスケスケの衣装とか?」
ミ 「・・・」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
冗談はさておき、ミントに地味とは言わせないようにしてやる!
つもりです。
どうなりますことやら・・・
ストーリーが浮かばないんじゃなくて、夫とミントが家に居たから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
夫にはブログをやってることも秘密なんで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
まさか見せられないよね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
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妄想ドラマ 『Dive into the future』 (5)
「2ヶ月前に地球上の人類の大半は滅亡した。原因は毒性は低いと思われていた細菌の一種で、
輸送機の空中爆破で大気中に放出されたんだ。
細菌は気流に乗って世界中に届き、人類は大半が死滅したと思われる」
神無月の話は5人の予想を超えた衝撃的なものだった。
「そんなことは信じられない!だってこうしてあなた達は生きている。
俺たちの前で普通に笑ったりしてたじゃないか」
思わず立ち上がって翔が叫んだ。
「ここの地形のせいだよ。細菌をのせた気流は2000メートルを越える山脈にぶつかって
雨と共に地上に流れて、こちら側へは届かなかった。あくまで推測だがね。
それにすべてを話す前に、タイムスリップしたショックから、
君たちが少し落ち着くのを待つ時間が必要だった。それで普通を装った」
「じゃあこの盆地から出たら死んでしまう?」と潤が聞いた。
「いや、細菌の繁殖力は弱いので2ヶ月経った現在はたぶん大丈夫だろう。
もし細菌が体内に入ることがあっても、君たちには我々が失ってしまった免疫がある」
「免疫・・・。そうか、つまり自分たちは安全なここに居て、俺たちに外の様子を見て来いっていうわけか」
「自分たちの保身のためじゃない。他にもここのように細菌が届かずに生きてる人たちがいるはずだ。
残った人間たちで力をあわせなければ本当に人類は地球上から消えるかもしれない」
「俺たちの時代でも電話やインターネットで世界中と連絡が取れたんだ。
今が140年後ならもっと簡単に世界の様子がわかるんじゃないんですか?」
「最初はここの責任者である防衛庁の長官とも連絡がとれたよ。しかし原因が特定される頃には
東京は死者の山であふれていた。高度な情報網も管理する人間がいなくなれば
なんの役にも立たない」
国家機密であったこの研究所は、タイムマシンの技術が流出しないために
非常事態には外部と遮断されるようになっていた。
悪用されると非常に危険だからだ。
もちろん、人類滅亡の危機などという非常事態は想定外だった。
西に5キロほどのところにあるトンネルは封鎖され、研究所の敷地から
外には警備用ロボットが24時間配備されている。
侵入者はもちろん内部から外へ出る者も捕獲、もしくは攻撃する。
トンネルを抜けた先にある地下施設のコントロール室で解除できるが
、みんな死んでしまったのか連絡はとれない。
研究所の機器はそのほとんどが太陽エネルギーで維持されているが、
いつかは寿命が来る。
食料も野菜などはバイオ研究所の工場で生産しているが、それ以外のものは
備蓄されていたものを食べている。
2009年から来た5人を加えると総勢32人の食料はもってあと1ヶ月。
「この2ヶ月、あなた達はいったい何をしていたんですか」
翔のことばに山辺が答えた。
「もちろん何度も脱出を試みた。けれど失敗に終わった。警備ロボットの数が
多くて突破できないんだ。」
「それじゃ俺たちにだって無理でしょ」潤が言った。
「いや、警備の中心はトンネルとその周辺の標高が低い山だ。君たちなら警備の薄いルートで山を越えられる」
「どの程度の山ですか?」今度は和也が聞いた。
「南西に見えるあの山脈だ。標高は1800から高いところで2400メートルくらい。
我々には技術も体力もないけれど君たちなら二日もあれば・・・」
「二日も警備ロボットにやられずに命があれば越えられるってわけだ」
和也の言葉に山辺はなにか言いたそうだったが、神無月が答えた。
「そのとおりだよ。しかし、君たちなら若くて体力もある。
そんなに無理なことではないと私は思う。我々現代人は科学の力に頼りすぎたために
便利さと引き換えに元々人間に備わっていたいくつかの能力を失ってしまった」
潤が4人を見回してから言った。
「しばらく俺たちだけにしてもらえませんか?」
「わかった。気持ちが固まったら教えてくれ」
神無月に促されて山辺と男たちは部屋を出て行った。
ドアが閉まった途端、雅紀が言った。
「気持ちが固まったらって、俺たちに選択の余地はないってことでしょ?」
「そうらしいな」と潤が苦笑しながら言った。
「俺たちはやっぱり偶然助けられたんじゃなくて、計画的に連れてこられたんだよ。
救助したとか言って・・・記憶だって本当は消されたのかも」
和也はテーブルに肘をついて頭を抱え込んだ。
「彼の言うとおりだよ。あの人たちの言葉を信じられないよ」
潤は雅紀と和也が言ってることが当然だと思う反面、
楓の優しさが自分たちを利用するための芝居だったとは信じたくなかった。
「どうする?はいそうですかって、命の危険がある所へ出て行ける?」
翔が4人に聞いた。
すると今までずっと黙っていた智が静かな声で言った。
「俺は行くよ。そうしないとみんな死んじまうんだろ。ここでじっと死ぬのを待つ気はない」
4人は驚いて智を見た。
「封鎖を解除したら、もとの時代に返してもらう。俺たちの時代に」
-----------つづく----------
きゃ~智くんカッコイイ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
しかしまだ研究所から出られませんでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
ミントにここまでの感想を聞いたところ・・・
ミ 「ん~なんか地味。硬くて地味」
バ 「なるほど。確かに硬いけど・・・」
ミ 「妄想なんだから何でも有りでしょ?笑えるとこも入れてよ」
バ 「えー、みんながロボットに対抗するための特殊スーツに着替えたら、
乳首空きTシャツだったとか?」
ミ 「そこまではいかないけど」
バ 「いきなりコメディタッチに変更はできないけど、地味なのはなんとかしましょう!」
ミ 「ふ~ん」
バ 「総ラメのつなぎとか?デビューの時のスケスケの衣装とか?」
ミ 「・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
冗談はさておき、ミントに地味とは言わせないようにしてやる!
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どうなりますことやら・・・