嵐ファン・大人のひとりごと

嵐大好き人間の独りごと&嵐の楽曲から妄想したショートストーリー

良いお年を!

2010年12月30日 | アラシゴト
皆様、この独りよがりでアホな、でも嵐くんを思う気持ちは熱~いブログへ

お越しいただきましてありがとうございました

おかげさまで2010年も楽しく嵐ライフを満喫できました。

今年は残念ながら、嵐くんに会うことはかないませんでしたが、

ここで嵐愛を叫ぶことで、ストレスを溜めずにすみました

ううう~~~来年こそは


明日の紅白に始まり、ウキウキの年末年始

紅白、あるいはカウコンの会場へ行かれるラッキーなみなさん楽しんできてね

最後になりましたが、いつも拍手をありがとうございます

ではよいお年を



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もう、憎いね♪

2010年12月29日 | アラシゴト
相葉くんからメールが来ましたね

どうしてかわからないけど嬉しい

こんなちょっとしたファンへの心遣いがとびきり嬉しい

ケーキひとりで食べたのかぁ。

みんなと一緒に食べたかったのね。

もう、カワイイ

どこでもドアがあれば、ご一緒しましたのに


昨日、ミント(小6)が歯医者さんへ定期健診のために行きました。

その時、出会った4歳の女の子。

クリスマスに「ママ、サンタさんが来ないようにお家の鍵全部閉めて」と言ったとか

保育園に来たサンタさんが怖かったらしいんですが、

その理由が、「トナカイが2本足で立っていた」

しかも「顔が人間の顔してた」(爆!)

子供たちを喜ばそうと思った着ぐるみのトナカイさん、

その子には妖怪トナカイに見えたんでしょうね。

ああ、嵐くんを見てうっとりしている私も妖怪と化していることでしょう


最近の歌番組をまた見ておりました。

やっぱベストアーティストの衣装が好き

紅白って司会者もやたらお色直しする印象があるんですけど女性だけ?

でもねアイドルだし、そこも期待しちゃってます。

嵐くん、今日もHNKホールで音合わせだったんですね。紅白ツイッター

司会ですから打ち合わせも長丁場。大変だなぁ。

年賀状も出したし、あとは紅白を待つばかり

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妄想ドラマ『スパイラル』 (12)

2010年12月28日 | 妄想ドラマ『スパイラル』
  妄想ドラマ『スパイラル』 (12)



映画の主演が決まり、年が明けると渉のもとへも台本が届けられた。

制作発表やポスター撮り、撮影の日程などが決まっていく。

渉は複雑な気持ちでいた。

美菜と恋愛映画を撮るのだ。

本当の恋愛関係にある美菜と恋人の役を演じる。

それがいったいどんなことなのか想像がつかない。

うっかり素の自分の表情が出てしまうことはないだろうか。

美菜はプライベートと演技は別だと割り切っている。

女優という看板を掲げたときの美菜は強い。

そしてその強さも自分だけに見せてくれる弱さもどちらも愛おしかった。

渉はもうひとつ気がかりなことがあった。

舞台の時、どうして美菜がソバの成分が含まれた何かを口にしてしまったのか、

結局分からないままだということだ。

その話に触れると美菜が不安がるので避けていたが、何かの手違いだったと

割り切ることはできなかったし、沙織のことも気になっていた。


マスコミに映画の制作とキャスティングが公表される予定の2日前、

休みで家にいた渉の携帯が鳴った。

マネージャーの西野からだった。

「渉、いきなりこんなこと聞きにくいけど・・・美菜ちゃんと特別な関係なの?」

「言わなくちゃいけない?」

「ああ、実は明日発売の週刊誌に二人が付き合ってるって記事が載る」

突然のことに渉はしばらく声が出なかった。

「写真もあるらしい」

「どんな写真?」

「それは見てないからわからないけど」

「美菜と付き合ってるよ。本気で」

「そっか。記事を見てから対応を決めるから、勝手になにか答えちゃだめだよ」

「ばれたんなら、俺は付き合ってるって言いたい。別に悪いことしてるわけじゃないし」

「わかってる。でも今はだめだ。映画のこともあるし、美菜ちゃんサイドの都合もある」

渉は週刊誌の記事が事実だけ書かれたものであることを願った。

仕事で出会って、付き合いだした。

それだけのことだ。

お互い、やましいことは何もない。

「明日は僕が迎えに行くから。テレビ局へ行く前に事務所で社長と打ち合わせすることになってる」

「わかった」

「それから、わかってるとは思うけどしばらく美菜ちゃんとは・・・」

人のいい西野の気の毒そうな声に、渉は明るく答えた。

「大丈夫だよ、しばらく会うのは控える。こんなことも覚悟の上さ。一応芸能人だから」

舞台以来、渉を取り巻く環境は目に見えて変わり始めていた。


  -------つづく------- 13話へ
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何度見ても感動しちゃう

2010年12月27日 | CD・コンサートDVD
ミ「相葉くんが引きずられるとこ見ようっと」

バ「えっ?」

ミ「志村どうぶつ園だよ」

バ「相葉くんが引きずられているんじゃなくて、トナカイが引っ張っているのはソリでしょ」

ミ「そうとも言う」

バ「いや全然違うし」

言い方ひとつで、ずいぶんと受ける印象が違うものです。

もし動物園で雅紀.comに出会ったら、間違いなく相葉くんを凝視。

魚を追っかけるペンギンなんて目もくれず、相葉くんを見つめます

そんでもっておーちゃんが一緒なら、瞬きする間も惜しい


昨夜はミント(小6)が寝てから2009年の国立のDVD5×10を見てました。

夫の帰りを待ちながら、アイロン片手にね。最初だけであとはDVDに集中

久しぶりに最初から通してDISC.1を全部

何とも言えない感動を新たにしておりました。

10周年だったから、懐かしい曲もいっぱいだったしね。

最後の挨拶があって5×10でしょ。感動です

やっぱ嵐のライブは何回見ても最高です

わかりきったことだけど、今更何言ってんの?だけど、それでも言いたい

嵐さいこお~~~!!!

今日もね、ちょっとだけ見ました。

時間がなかったので、Crazy Moonを3回ばかりリピ

Black&Goldの衣装がステキ

5人ともかっこよすぎてクラクラきます。

ああ、そしておーちゃんの日焼けした腕が腕が・・・素敵すぎるぅ

誰でしたっけ?

白いほうが好きとか言ってた人

顔はね後々心配ですが、腕くらいは夏らしく焼けてもいいかも~

冬に何言ってんだか


おーちゃん、ラジオで身長のこと言ってましたね。

子供のころから小っちゃかったって。

でも今の身長で充分だとも。

もし、おーちゃんが180cmだったら・・・イメージわかない

やっぱね今のままのおーちゃんが大好きです

可愛くて、かっこよくてセクシーで言うことなしですもん。


紅白まであと4日。

コンDVDで盛り上がります
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10分ですが

2010年12月26日 | 嵐くんのバラエティ番組
明日から31日まで、毎日10分ですが『元日はTOKIO&嵐5時間半!』①~⑤

元日のSPの予告かな?

録画予約してなかった

危ない危ない


ミ「テレビ誌新しいの買った?お正月の」

バ「TVJapanあるでしょ」

ミ「そっか、嵐の写真しか見てなかったから忘れてた」


TVJapnの写真にくらべると、Mステのおーちゃん、すこし顔がすっきりしてた?

ふっくらほっぺも見納めかな。

なんせ2011年は「ストイック」と「忍耐」がテーマですもんね。

何度も痩せるとか言ってたし。

あ~私もお腹なんとかしないと

去年は年末年始働いていたけど、今年はダラダラしてるからまずい。

決めた!来年は私も「ストイック」と「忍耐」でいきます

もちろんファン活動の話です




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取り留めなく・・・

2010年12月26日 | アラシゴト
みなさん、どんなクリスマスを過ごされたでしょうか?

我が家は夫も仕事だし、いつもの日曜日でした。

一応、ミント(小6)の枕の下にクリスマスプレゼントをこっそり忍ばせてみましたよ。

ご希望の“限度額いっぱいの図書券”を見つけて

「わーい!」と大喜びのミント

自分がリクエストしたプレゼントであんなに喜んでくれるとは意外でした

しかも図書券。

新聞のクロスワードクイズに応募して当たったり、身内にもらったりして

図書券をいっぱい持ってるミント。

GANTZの写真がたくさん載ってる映画誌が出たら、買ってくれるそうです

やったぁ


今朝は新聞の週間テレビ欄にマーカーで印付け。

録画予約に漏れはないかチェックしました。

あ~んドキドキする、紅白の司会

いっぱい嵐が見られる期待のドキドキと司会がスムーズにうまくいきますように

と願うドキドキとダブル。


雑誌買ってません

立ち読みして迷ってそのまま・・・

ノンノの前髪は可愛かっためっちゃラブリー

でも、おでこが見えたほうがもっと好きなのでパスしました。

SODAとオリスタはどちらにするか迷って買わずじまい。立ち読み

以前では考えられませんね。

本屋さんに行けば、常に嵐くんのページがある雑誌があふれてますから焦らない

見た瞬間、『やられた~』と思ったものだけ選ぶようにしてます。


あっ!マネキンのコナンくんはべらぼうに可愛かったです

私の中のナンバー1でしたいつもだろ!

だって似合ってるんだもん。

あとね相葉くんも“おお~!!”って思いましたよ。

めちゃめちゃ似合ってる

あの服、相葉くん&クリスマスパーティー限定で◎

潤くんも若い子のパーティーなら◎

翔くんは帽子がなけりゃOK

にのちゃんは中のセーターを赤の入ったベストあたりでどうでしょ?

もちろん何を着てても中身だけでOKですけどね


志村どうぶつ園はにのあいが動物より可愛く見えたのは私だけ?

くっそーまたハリセンボンだよ

と、大人げない私を余裕でなだめるミント。

にのみまにあのくせにぃ

ハリセンボンは好きですが、にのちゃんと絡むときだけムッ嫉妬してるだけ

なんでだろ?

大島さんはOKなのに、同じ潤くんファンのいとうさんには

そういえば静ちゃんが相葉くんに迫ってもOKでしたが青木さんだと

なにか見えない境界線があるんだよねぇ。みなさん、お仕事なんですけどね


今日は、年末年始に備えて、Mステと志村どうぶつ園をばっさり編集します
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妄想して妬く?

2010年12月25日 | アラシゴト
ザ少年倶楽部プレミアムを見ました。

嵐の文字があったんでね

嵐くんはVTRで紅白の番宣のみ。

で、そのまま見てました、平家派のお兄様方。少クラで知った

今となっては楽しい思い出話ですが、それぞれデビューまでにかなり苦しい時代が

何年もあったんですねぇ。

やっぱり、芸能界で生き残っていく人たちは、根性あるなと感心した次第です

いくらジャニーズでもね、アイドルだってオジサンになってくわけですから

進む道をつねに試行錯誤しているのかなぁとかも感じたりして。

それでいてみんな俺が俺が!ってタイプではないのが不思議。

下積み時代の苦労を経験した仲間だからでしょうか、ワイワイ話してるのがとても楽しそうで

そのあったかい雰囲気が嵐くんの将来とだぶったり

頼もしい先輩がいっぱいいて心強いです。

ラストの歌もとても素敵でした


30代後半。

結婚してるのは山口君と井ノ原くん。

城島くんは40歳になったんですね~

ワイワイやってても、やはり大人の雰囲気でそれに比べると

嵐くんはまだ小僧だな可愛い

おーちゃんが40歳になる10年後、嵐くんは結婚してるかな?

ぜひ幸せな家庭を築いていてほしいです。

でもあんまりすぐはねぇ~想像すると妬ける

自分はとうの昔に結婚して子持ちのくせに妬ける

息子の幸せを願いながらも、お嫁さんに嫉妬する母ってこんなんかしら?
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Mステの嵐くん♪

2010年12月25日 | アラシゴト
最初の赤いチェックを使った衣装が、クリスマスっぽくて可愛かった

蝶ネクタイもとってもお似合いです

WISHが聴けるとは思ってなかった~

あ~なんだか懐かしい。


予想通りお色直しをして登場した嵐くん。

相葉くん、おっきなケーキでお祝いしてもらえてよかったね

一口だけど食べてくれて、用意したスタッフさんも嬉しかったことでしょう。


末'Sがクロスしたところでおーちゃんが振り返り前に出てくるところで、

いつも通り「かぁっこいい~~~!!!」と思わず声が出ました

何回・・・いや、何十回見ても飽きることなく叫びたい

5名様それぞれのアップにカッコイイ!&可愛い!

最後の“モンスター×2”のところでマイクを素早くどこからかひっぱり出す嵐くん。

あんなに踊ってよく落とさないものですねぇ?

で、最後のおーちゃんのアップがう・う・美しい


Love Rainbowも大好き。

実はドラマの映像と切り離して聴いてからどんどん好きになった

潤くんごめんね~


ええ~~~!!

そこを移動する?とちょっとばかり驚きました。

一瞬、もみくちゃになるかと


ラストはTroublemaker

ルンルンで楽しみました

明るく楽しい曲で素敵なクリスマスイブをみなさんにお届けできたんじゃないかな。


今夜は志村どうぶつ園。

にのちゃん登場も楽しみです













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HAPPY BIRTHDAY 相葉くん♪

2010年12月24日 | アラシゴト
お誕生日おめでとう!相葉くん

いつもとびっきりの笑顔ありがとう

なぜか相葉くんの醸し出す空気に巻き込まれて“よっしゃ!頑張る!”って

前向きになれます。

考えるより行動だ!ちょっと違う?

バーテンダーでは、またまた元気をもらえそうで期待しています。

28歳もそのキラキラオーラを振りまいて前進してください。

いつでも見守っているよ


『バーテンダー』のホームページへ行ってまいりました。

1月14日(金)23時15分~24時15分に“相葉雅紀の「バーテンダー大作戦」”が放送されます。

芸能界の“酒の達人”を迎え、お酒のたしなみ方を学ぶんですって。

志村さんとのトークも楽しみです






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妄想ドラマ『スパイラル』 (11)

2010年12月23日 | 妄想ドラマ『スパイラル』
  妄想ドラマ『スパイラル』 (11)



「大事な話があるんだ」

「舞台が終わってからじゃだめなの?」

「ひとつだけ聞きたいことがある」

渉の真剣な様子に何かを感じて、沙織は一緒にいた共演者の女の子とマネージャーに

席をはずしてくれるように言った。


「聞きたいことってなに?」

「単刀直入に言うよ。君は美菜に何をした?」

「なんの話?」

「美菜が舞台の稽古に来た頃、沙織は俺に言ったよね。美菜は精神的に不安定だって。

 それに沢渡さんから、美菜の代役に備えてくれって言われたとも」

「何が言いたいの?」

「美菜のことも沢渡さんの話も嘘だった。そして美菜と仲良くなった君は美菜が

 重度のソバアレルギーだってことも知っていたんだろう?」

「あなたの言ってることが良くわからない」

「美菜は過労じゃなくて、ソバアレルギーで呼吸困難になって救急車で運ばれたんだ」

「私を疑っているの?ヒロインをやりたいから美菜ちゃんに何かしたって思ってるのね」

見る見るうちに沙織の目に涙が溜まって溢れそうになる。

「ひどい・・・」

唇を噛んで涙をこらえ、沙織は渉の目をまっすぐに見た。

澄んだ瞳は自分を信じてくれと訴えている。

渉は自分がとんでもない間違いを犯しているのではないかと焦った。

「じゃあ、なぜあんな嘘を?」

「私だって女優よ。ヒロインをやりたかった。渉くんとやりたかったの。美菜ちゃんが来るまでの

 代役だってわかってたけど諦めきれなくて。

 ひとりでヒロインになりきってるところを渉くんに見られて、なんだか恥ずかしくてみじめになった。
 
 だからとっさに出まかせを言ったの」

渉は混乱して何も言えなかった。

さっきまでの確信がグラグラと揺るぎ始めた。

「美菜ちゃんが舞台を降りることになって、正直嬉しかった。チャンスだと思った。

 仲間なのに最低よね。でも私は美菜ちゃんに何もしていない。信じて・・・」

とうとう沙織の目から涙が溢れて頬を伝った。



誰かがドアをノックした。

渉が返事をすると、ドアが少しだけ開いてもうすぐ1ベルが鳴ることを告げた。

「メイクを直すから先に言って」

沙織に言われて渉は楽屋を出た。

何が真実なのかわからない。

沙織を信じたい気持ちと、疑う気持ちが螺旋を描いて絡まったままほどけない。

しかし、今考えるべきことはこれから幕を開ける舞台のことだ。

舞台への入り口に続く廊下をゆっくりと歩きながら、渉は大きく深呼吸をした。

やがていつもどおり幕が開き、何事もなかったように渉と沙織は迫真の演技で

観客を魅了した。


「会えない時間もずっとあなたのことを思っていたの。記憶の中のあなたの姿と声が

 今まで私をささえてくれた」

突然、沙織が台本にはない台詞を言った。

舞台の流れの中で自然な言葉だったが、渉はそれが自分にむけられた沙織の気持ちだと分かった。

仕事最優先で頑張ってきた日々の中で、置き去りにしてきた過去のふたり。

お互いの気持ちに気づいていながら、前には進むことなく終わった。

だが終わったと思っていたのは渉だけだったのだ。

演出通り、駆け寄って抱きしめながら、渉は切なかった。

ずっと渉のことを思っていたのに、友人として振る舞ってきた沙織。

その沙織を疑ってしまったことを後悔した。

再会を喜び合うシーンなのに、見つめあった沙織の瞳はどこか悲しげで

渉の胸を締め付けた。

二人の唇が近づいたところで舞台は暗転となり、渉が腕を緩めたとき

沙織がそっと渉の唇に触れた。

それは一瞬のことで、舞台転換のためふたりは急いで移動した。


渉は沙織を疑ったことを謝りたかった。

しかし、沙織が渉を避けているのか、すべての公演が終わるまで、

二人で話をするチャンスはなかった。


時間が経つにつれ、渉の中に沙織を信じきれない気持ちが再び湧いてきた。

舞台の打ち上げの席で渉が沙織と話す機会がやっと訪れた。

「私の疑いは晴れたの?それともまだ?」

「君を信じたいと思ってる」

「信じたい・・・かなり傷ついてるよ私」

「沙織・・・」

「ずっと好きだった人に疑われてるなんてね」

周りの目を気にしているのか、沙織は微笑みながらさらりと言った。

打ち上げ会場はスタッフたちの出し物に歓声が上がった。

だれも二人に気を留める者はいない

「心配しないで。知ってるから。美菜ちゃんって渉くんのこと話すときは

 すごく嬉しそうなんだもの。すぐに分かった。彼女、大事にしてあげてね」

言葉を失っている渉を置いて、沙織は笑い興じている女性陣の輪に入っていった。


  ---------つづく------- 12話へ

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