嵐ファン・大人のひとりごと

嵐大好き人間の独りごと&嵐の楽曲から妄想したショートストーリー

妄想ドラマ『トビラ』(5)

2009年03月31日 | 妄想ドラマ『トビラ』
ただいま~

実家ではお墓参りに行ったり友達のお見舞いに行ったりと

スケジュールが詰まっていて、『トビラ』は更新できませんでした

DOOR TO DOORを始めいろいろと録画した番組もみなくちゃ

アラシゴトが多くて嬉しいけど忙しいですねもちろん幸せ。



それではトビラを聴いてテンションしてからどうぞ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



     妄想ドラマ 『 トビラ 』 (5)




「何をそんなにムキになってんの」

「うるさい。もうバンドをやってたことなんて俺には過去の思い出なんだよ!」

「思い出に出来ないから怒ってるんだろ。人に当たるなよ」

いつも穏やかな智がきつい口調で言い返してきたので余計に頭にきた。

「お前に何がわかる?大学だって中途半端にやめて呑気にブラブラしてるやつに言れたくねぇよ」

智がいきなり殴りかかってきて、取っ組み合いになった。

殴りあいながら俺の本音が顔を出す。

智を殴っても痛いのは自分の胸だ。




「やめて!」

いつの間にか夏美がドアを開けて立っていた。

「バンドのことカズくんに聞いた。私のこと思ってくれるんだったら、夢を諦める言い訳にしないで」

それだけ言うと悲しそうな目で俺を見て走り去った。



「お前は馬鹿だよ。逃げないで自分と向き合え」

呆然と佇む俺に、そういい残して智も部屋を出て行った。




どれだけの時間が流れたのだろうか。

引き出しの奥から、カズに渡されたCDを出してみる。

コンポにセットしてプレイボタンを押した。

洪水のように流れ出たメロディが俺を包み、

乾いていた全身が一つ一つの音を吸収していく。

徐々に心が満たされていき高揚する。

全身の血液がリズムを刻む。

押入れからベースを取り出すと、涙が頬を流れた。

すべてのしがらみから解き放たれていく。

何を迷っていたのか不思議だ。

俺の進む道はひとつしかない。




それからは早かった。

驚いたことに翔はカズたちと話をした翌日には決断し、身辺整理を進めていた。

親には勘当されたらしい。

出来のいい息子だっただけに両親は許せないのだろう。

俺も会社に辞表を出し、形だけの仕事の引継ぎも終わった。

もっとも、一年ちょっとの経験しかない俺がいなくなったところで

会社としては困らないらしい。

藤岡さんには引き止められたが、最後は応援すると言ってもらえた。

しばらくは貯金で食いつなぎ、いよいよの時は潤のところへ転がり込むことにした。




智はあの翌日、何事もなかったように帰ってきた。

昼間は絵を描いているらしいが見たことはない。

俺が早く帰れる日は夏美と3人で夕飯を食べる。

夏美はジェイストのファンクラブ会長は私だと言って笑った。




カズと潤の熱い思いが込められた曲のアレンジも進み、

ジェイストは前よりもパワーアップして蘇った。

ただひとつの問題を残して。




潤が声をかけていたボーカル候補とはうまくいかなかった。

ボーカルはカズでいこうと言う俺たちに、当のカズは首を縦に降らない。

「俺じゃだめなんだよ。俺が歌うことが枷になって自由に曲が書けなくなる」

「しかし、ジェイストと音楽性が同じでカズより実力があって、そのうえ俺たちと一緒にやりたいやつをすぐに見つけられるか?」

「確かに翔の言うとおりだよ。でも妥協すれば前と同じになると思う」

この一年、カズが音楽漬けの日々で作ってきた曲は自分で歌うことは想定外だ。

もっと音域が広くて上手いやつに歌わせたいのは当然だ。





「一人、歌わせてみたいやつに心当たりがある。ただしバンドをやるかどうかもわからない」

迷った末、俺は口を開いた。

「俺んとこに居る智なんだけど・・・お前らも知っているあいつ」

「どういうことか説明してくれ」

3人に言われて俺は前から気になっていたことを話した。




前に夏美の友達も一緒に7,8人でカラオケに行ったとき、

全然歌おうとしない智に夏美が無理やりマイクを持たせた。

洋楽しか聴かないからみんなが知ってる曲は知らないと言う。

誰かが絶対知ってるでしょと言ってふざけて選んだのが蛍の光だった。

いいを声しているのにも驚いたし、なぜかその歌に引き込まれてしまった。

気がつくと女の子たちはみんな泣いていた。

何だか感動してしまってその後は誰も歌う気がしなくて帰った。




「だけど蛍の光がどんなに上手くてもジェイストの曲とは違いすぎる。歌えると思うのか?」

「たぶん。どんな洋楽を聴いているのかは知らないけど、

ジェイストの曲はすごく好きでいつも聴いてると言ってた。お世辞が言えるやつじゃない」

「本人抜きでいくら話しても埒が明かないだろう」

潤の言うとおりだ。

俺は智に何の説明もしないで

カズたちが会いたがっているからと言って智を呼び出した。


        ------------つづく--------------



長らくお待たせ?してしまったので、この先はなるべくテンポ良く行きたいと思ってます

先が読めてきたかな?

でも妄想はすでにとんでもない方へ行っちゃってます
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ポポロの嵐くん

2009年03月27日 | アラシゴト
実家でくつろいでます(*^o^*)

もちろん携帯には嵐の曲を数十曲入れてきました。

トビラもね♪

でもDVDを忘れてきた(T_T)のでポポロを買いました。

表紙&ピンナップの真っ白な衣装が春らしい(^_^)

ピンナップの裏は国立の写真。

まぁこれはDVDがあるからね。

つぎは翔くんの三ツ矢サイダーのCMレポ。あちらこちらで見かけるポスターですがこの写真はイマイチと思っちゃう私です。

翔くんはもっと素敵なのに~!



いよいよ本題。嵐とデート・プレミアム写真館の写真がGood !

翔くんの爽やかな笑顔♪

やっぱ笑顔はピカイチ!それにしても綺麗な歯。

相葉くんのパスタ食べたい。いいなスタッフさん。

おーちゃんは優しい笑顔に癒されます。

オセロやジェンガをやれば手をじっくり見れるV(^-^)V

お~潤くんメガネだぁ。知的です。メガネの奥の瞳が美しい♪

にのちゃん、高校生のような可愛さ。チェックのシャツのせい?



メンバー考案!リアルデートプランはうーん(^。^;)

みんなタフでついて行けない←誰も誘ってないっつーの

おーちゃんなんて丸一日寝ないし(@_@)

にのちゃんの昼も夜も寿司はちょっと・・・

取材こぼれ話も良かった(^_^)

かえるまでポポロで目の保養!じゃないと禁断症状が出て暴れるところです。

あっ、今夜はMステSPでしたね(^_^)v
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妄想ドラマ 『トビラ』 (4)

2009年03月26日 | 妄想ドラマ『トビラ』
ブログを始めてまる二ヶ月が経ちました

よく続いてるといってもにのちゃんのゲームニッキに比べれば

たった2ヶ月ですね



妄想ドラマはもう4話?になるかそれともまだ4話になるんでしょうか

それではいつもどおり主題歌はトビラでスタート



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


     妄想ドラマ 『 トビラ 』 (4)




「大丈夫って・・・」

さすがに人がいいと言われる俺でも切れそうになった時、

「お帰り。今日は豪勢にすき焼きだよ!高いお肉奮発しちゃった」

智の後ろに夏美が現れた。

彼女の笑顔を見た途端に怒りが引いていくのがわかる。

なんだやっぱり来てたんだ。



「雅紀のスウェット貸してあげたよ。智くん着替え持ってないって言うから」

「おう、いいよ。俺、何枚かあるから」

智くんって・・・もう名前で呼んでるのかよ。



テーブルの上には三人分の食器と箸がそろえてあった。

「なっちゃんは優しいね。でもさすがにパンツはねぇ」

なっちゃん?なんだか面白くない。

「今日会ったばかりだろ?なっちゃんじゃなくて井上さんとかせめて夏美さんとか呼べよ」

「私はいいよ、なっちゃんで。それとも妬いてるのかなぁ?」

夏美が嬉しそうに俺の顔を覗き込む。

智もニヤニヤ笑っている。

「そうだよ。悪いか」

何だかあほらしくなって、そのあとは3人で笑い転げた。



自分のことはあまり話したがらない智だったけど、

俺と夏美が聞いたことを繋ぎ合わせるとだいたいの事情はわかった。

大学を辞めて実家へ帰るつもりでアパートを引き払い、

お世話になった画材屋の主人に挨拶に行って、藤岡さんに捕まってしまった。

それで大荷物だったわけだ。

持ち物は少しばかりの着替えと洗面道具、

あとは美大生らしいスケッチブックや絵の道具ばかり。




俺のところが居心地いいのか3日経っても、4日経っても智は実家へ帰る気配がない。

夏美とも気が合うらしく、毎日のように一緒に夕飯を食べた。

居なくなると寂しいだろうな、なんて俺も思い始めてしまった。





また潤から電話が来た。

待ち合わせた店に行くとカズだけではなく、翔も来ていた。

やはりジェイストの活動を再開したいという話だった。



「俺たちだっていつまでも若いわけじゃないし、年取ってから後悔だけはしたくないんだ」

潤は昔からそうだった。

思ったことは迷わず行動を起こす。

そのためには努力を惜しまないし、みんなの先頭に立って波もかぶる。



「だけど、親のすねをかじっていられる昔とは違うんだから・・・相葉だって潤のようにバンド活動と両立できるような仕事じゃないだろう」

翔は冷静に現実をみている。

「それはそうだよ。お前らがもう音楽には未練はないと言うならジェイストは諦めるしかない。

でも本当にそれがお前らの望んでいる人生か?今のままで幸せか?」

俺は何も言えない。

今の生活にも幸せは見つけられるけど、それで満足して一生を過ごせるのか・・・



カズが口を開いた。

「俺には音楽しかないから、お前らが参加してくれないなら新しいバンドを潤と立ち上げる。

 だけどジェイストにとってはこれが最後のチャンスだと思うんだ。

 俺はお前らとジェイストで音楽を作りたい」

「少し時間をくれないか。今ここで即答はできないよ」

「わかった翔。相葉は?」

「俺も考える時間が欲しい。会社のこともあるし・・・おれの気持ちだけですぐには決められない」

「じゃなるべく早い返事を待ってる。俺かカズに連絡をくれ」




潤たちと別れ、独りになって沸々と湧き上がってくる想いに戸惑った。

俺は諦めきれない夢に無理やり蓋をして、

その代償を夏美との将来に求めていたのかもしれない。

渡されたCDを聴いてしまえばもう走り出してしまうだろう自分が怖い。

CDにはバンド活動を再開したときのために、

カズが書き溜めた曲が入っている。

二人はこの一年、それぞれにジェイスト再開のための布石を打っていたのだ。

そして今回のチャンスにつなげた。




潤はモデルの仕事で親しくなった雑誌の編集長を通じて

音楽プロデューサーと知り合いになり、ジェイストのライブを撮ったDVDとこのCDを渡した。

そして一度ライブを見てもらうことになったのだ。

智昭に替わるボーカルもすでに声をかけているやつがいると言っていた。

ここでの決断でおれの未来は大きく変わるだろう。

プロデューサーに見てもらってもその先どうなるかはわからない。

どこまで頑張れるだろうか。

結局また諦める結果になる可能性も高い。





アパートに帰ると夏美と智が待っていた。

「あのね、智くんに肉じゃがの作り方教えてあげたの。雅紀も今度教えてあげるね」

「俺はいいよ。興味ない」

「どうしたの?なんだか機嫌悪いね」

夏美の顔を見たら自分がどうしたいのか、何に苛立っているのかがはっきり見えてきた。

俺は潤たちともう一度夢を追いかけたい。

望んだようにはいかなくてもかまわない。俺ひとりなら。

でも夏美はどうだろう。

このまま愛を育んで二人で暖かい家庭を作ることを願っている。

俺だってそのつもりだった。

それが望んでいる未来だと信じてきた。

眠れぬ夜を過ごし、CDは机の奥にしまいこんだ。




無理にスケジュールを詰めて仕事をした。

疲れて帰るとドアを開けた途端、音のシャワーが俺を包み込んだ。

それは紛れもないジェイストのサウンド。

ライブハウス時代に自費で作ったCD。

忘れようと努力していた音。

俺はただ呆然と立ち尽くしていた。




「これ、相葉くんたちのバンドなんだって。俺好きだなぁ」

「勝手に何やってんだよ!」

俺は智の胸ぐらを掴んで突き飛ばすとCDを取り出してゴミ箱へ放り込んだ。



     ---------------つづく---------------





きのうからトビラを聴くと妄想の映像の中で

潤くんがドラムを叩いているんです。

もうめちゃめちゃかっこよくて、いつかドラマとか映画とかで

実現しないかなぁと願っています。

まぁ99%無理とは思うけど


妄想ドラマ『トビラ』(5)は4月1日の予定です。

30日まで家を空けるのですみません

可能であれば携帯から更新も考えています。
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ARASHI AROUND ASIA 2008

2009年03月24日 | CD・コンサートDVD
やっほい待ち望んだこの日がやってまいりました

ARASHI AROUND ASIA 2008にお目にかかれる日です。

発売前日には入荷するお店に取りに行って、

早速見ましたよ

か、か、か、かっこいい~~~

まだ手にしていない方も多いでしょうから、内容には触れませんが

とにかく国立競技場の広さに改めて驚き、

ここをファンで埋め尽くすことの出来る嵐のすごさに感動



DVDは充実の2枚組みって感じで満足です

当分、これで心が満たされそう。

珍しいことに収録曲全部の歌詞が載ってますよ。



おーちゃんの髪を見て、魔王の頃だったんだとしみじみ・・・

内容についての感想はじっくり10回ほど見てからにしますね

でも私の場合10回じゃ見たうちにはいりませんねぇ・・・

2003&2004のコンサートDVDなんて100回は見たな



ところで何回も言ってますがDream A liveツアーのDVDは出ないの

なぜ?なぜ?なぜ?なぜだ~~~
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バジルとミントのオタトーク♪(もち嵐トーク)

2009年03月23日 | アラシゴト
バジルとミント(10歳)のオタトーク

いつもより長いだけですが



またまたお風呂での会話


ミ 「ねぇ、嵐が家族だったらお父さんは?」

バ 「潤くん、お母さんは翔くんでしょう!」

ミ 「だよね。で長男が相葉くん」

バ 「次男は・・・にのちゃん。ということはおーちゃんが末っ子?」


ミ 「女の子も居たほうがいいと思わない?」と言って自分を指差す

バ 「じゃぁ私がお母さん」

ミ 「お父さんが潤くんだよ。おばあちゃんならいいよ!」

バ 「なによ。ミントはペットので十分だね」

ミ 「嫌だ」

バ 「だって猫だよ!誰のベッドでも、もぐりこめる」

ミ 「ゾゾッ。そんな趣味はありません」

バ 「そんな趣味あります!大いにあります



ミ 「そんなことより・・・ドラえもんのスモールライトで小さくなって・・・

チャックが開いてて、トイレに行ってる時にもぐりこむの!」


バ 「え~~~!!イヤらしい!」

   爆笑お腹が痛い


   にのちゃんのジーンズのチャックから中にもぐりこむミニミント

   落っこちないようにどこにしがみつく?

ミ 「違う!違う!何考えてんのバッグのチャックだよ!にのちゃんが持ってくバッグ。ちゃんと聞いてなかったでしょ」

バ 「なーんだ。すごいこと言うなと思ったよ」



それにしても猫になって一緒に寝る?いいね

誰か猫飼ってたっけ?犬なら・・・

一日だけ相葉くんちの犬とかにのちゃんの姉ちゃんの犬とか・・・

人でもいいね。翔くんの妹でもいいし、潤くんのお姉ちゃんとか、おーちゃんのかあちゃん

いやいや、やっぱりおーちゃんのベッドになりたい

ぐっすり眠らせてあげる我ながら気持ち悪い。寒気がしてきた





突然話は変わりますが、志村どうぶつ園に翔くんが出るんですね

21日だと勘違いしてました。今か今かと思っていたらエンディング

でもキラッキラに可愛い相葉くんを楽しめたのでよしとしましょう
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妄想ドラマ 『トビラ』 (3)

2009年03月22日 | 妄想ドラマ『トビラ』
さてさて私の妄想はとどまることを知りませんが、

なんせ文章力が追いつかない

ただ今、妄想の中の相葉くんに置いていかれちゃってます。

待って~~~



バンドの担当楽器なんかはここへ来てくださる皆さんにアンケートを

とって決めたいところですが、やり方がわかんない&時間がないので

独断で


それでは主題歌は嵐の「トビラ」でスタート




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



妄想ドラマ 『 トビラ 』 (3)





もう4月の半ばだというのに今日は寒い一日だった。

潤やカズと馬鹿を言い合って楽しい酒を飲んだのに

なんだか気分が晴れない。

どんよりとした天気のせいでも睡眠不足のせいでもないのは

自分でもわかっているけど、気づかないふりをして

仕事で気を紛らわせた。







俺(相葉雅紀)と仲間たちにカズと呼ばれている二宮和也は中学の同級生で、

放課後はいつもカズの家に入り浸っていた。

カズの親父さんはイタリアンレストランを何軒も経営していて、経済的には恵まれていた。

忙しくて子供たちにかまってやれない親父さんはその代償だろうか

息子が欲しがるものをすぐに買い与えた。

カズが欲しがったのはギター、ベース、ドラムセット。




彼はその頃、ギターにはまっていて、俺たちは好きな曲をコピーしては自己満足していた。

俺の場合はギターが弾けたら女の子にもてるだろうという気持ちだけだったので

あまり上達はしなかったけど。




ふたりでは物足りなくなった俺たちは、高校生になってバンドを組んだ。

同じ高校で入学早々女子の憧れの的になった松本潤と、面倒見が良くてリーダーシップのある櫻井翔、

そして歌がうまかった羽鳥智昭がメンバーになった。

始めはそれぞれが好きなアーティストの曲を持ち寄ってコピーしていたけれど、

そのうち少しずつオリジナル曲も増えていった。

おもにカズが曲をつくり、みんなでアレンジをし、潤が詞を書いた。

カズがギター、潤はドラム、翔はキーボード、俺がベース、そして智昭がボーカル。

練習場所はカズの家の倉庫。




俺たちは三流大学になんとかすべりこむと、いよいよ学業はそっちのけで

バンドにのめりこんだ。

もちろん成績のよかった翔だけは誰もが知ってる一流大学に入り

今は大学院で情報システムに関する研究をしている。




カズの親父さんの知り合いのライブハウスで評判になった俺たちは

プロを目指した。

しかし世の中そんなに甘くはない。

どこかに学生だからという甘えがあったのか芽が出ないまま大学4年になった。

就職が決まった友人たちを横目に焦りを感じ始め、メンバーの気持ちがバラバラになっていく。




最初に抜けたのは智昭だった。

その頃付き合っていた女の子は、卒業と共に遠方の実家に帰ることになっていた。

一人っ子だった彼女の父親に、自分の経営する会社に入って後継者の道を進むか、

彼女と別れるかの選択を迫られた智昭は迷わず彼女を取ったのだ。

あの頃の俺は信じられなかったけど、今は少しわかる。

夏美と付き合いだして大切なものは夢だけじゃないことを知ったから。




バンドは解散したわけではないけれど、ボーカルを失ってライブ活動を

休止せざるをえなかった。

潤はそのルックスを世間がほっとくはずもなく、高校時代からバイトのつもりで

続けていた雑誌のモデルの仕事が忙しくなってきていた。

翔は学業に打ち込み、次第に集まる時間が減っていく。




俺は焦った。

焦りまくった。

今の会社に入社できたのは運がよかったと思っている。




カズだけはずっと音楽を続けている。

人に曲を提供したり、ギタリストとしての仕事をもらったりしているらしい。

どの程度食えているのかは知らないが、親父さんと5年やってだめなら

諦める約束をしていると言っていた。




時々、カズと会ってみんなの近況は聞いている。

潤がジェイストを再開させたがっていることも知っていた。

俺だって未練はある。

だけど夢だけじゃ食っていけない。




俺は夏美と出合い、この一年で日々の小さな出来事にも幸せを感じられるようになった。

週末の一日はうちに来て料理を作ってくれる。

俺が腕を振るうこともある。

おしゃれな店で贅沢な料理を食べなくても十分楽しい。

二人で歩けば街路樹の芽吹きや紅葉にも感動できるし、

道端の小さな花にもエールを送りたくなる。

彼女だけは失いたくない。

夢だけを追いかけていたあの頃の俺とは変わったんだ。




そんなことを考えながら歩いていたらアパートの前まで来ていた。

二階の俺の部屋に灯りがついている。

今日は金曜だ。

約束はしていなかったけど夏美が来ている。

俺はエレベーターを待ちきれず、階段を駆け上がりチャイムを鳴らした。

ドアが開いたらいきなり夏美を抱きしめてキスをしよう。

驚くかな。

「お帰り!」

ええっ~~~!    

そこに立っていたのは智だった。

しかも俺のスウェットを着ている。

開いた口が塞がらない俺を見てこう言った。


「大丈夫、パンツは借りてない」



    ----------つづく---------
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王様のブランチの潤くん&翔くん

2009年03月21日 | アラシゴト
ブランチにスマイルの潤くん出ましたね

VTRでしたけど。

いやぁナチュラルで普通の感じの髪型も素敵

かえって顔立ちの美しさが目立つといおうか・・・見とれてしまいます

ミント(10歳)じゃないけど

どんなお父さんとお母さんだったらあんなイケメンが生まれるんでしょうですよ。

色が黒くなってません?メイク?



中井貴一さん面白い方ですね。

潤くんのことまっつんだって。しかも嘘。

そう呼ばれたのは高校以来ってことは、まっつんって呼ばれてたのたぶん一部の人でしょうけどね



潤くんホロ苦スマイルエピソード

ガッキーに「新垣さんお酒とか好き?」

と聞いて「ぜんぜん」との返事。

仲良くなるきっかけを作ろうとしたのにばっさり

仕方ないよね。

ガッキーはまだ二十歳ですからこれからですよ。

二十歳の女の子が酒好きで詳しかったら・・・・ねぇ?

潤くんも今までのドラマとは違う魅力を見せてくれそうです

期待大




映画動員数、先週に続きヤッターマンが2週連続1位

めでたい

バジル親子も貢献しましたよ


2位 ドラえもん

3位 DRAGONBALL

4位 マダカスカル2

5位 おくりびと


ハッハッハッ嬉しくて笑いが止まりませんよ。

翔くん頑張ったかいがあったね

深キョンのドロンジョ様はセクシーというより可愛かった。

ボヤッキーはさすがでした。生瀬さんしか考えられない。


『ヤッターマンがいるかぎりこの世に悪は栄えない!』

お風呂で突然、大声でこの台詞を言うミントに驚かされました。

頭から離れないんですって。

やっぱまだまだお子ちゃまね




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翔くんのオトノハ&いろいろ

2009年03月21日 | アラシゴト
きのうは翔くんのオトノハの日でしたね

年配のタクシーの運転手さんがいつも見ていてくれたのは宿題くんだったのかぁ。

翔くんとっても嬉しかったんですね

私も嬉しくなっちゃいました

J-webでは10日と20日が翔くん。30日が潤くん。

ドラマが終わったのでおーちゃんは不定期。

相葉くんも月イチでいいのでお願いしたいなぁ

「今日は志村どうぶつ園のロケの後、焼肉食べて帰りました。志村さんのおごりです」

なんて2,3行だけでも嬉しいんだけど。

それにしてもにのちゃんは4年間ほとんど毎日ゲームニッキを更新してくれていたのですからすごい

ブログを始めてとくにそう思うようになりました。

毎日、ゲームニッキを読んで眠りにつく幸せな日々が忘れられない

いつか不定期でかまわないから復活してくれることを願ってます。

あの独特の語り口が大好きでした。




本屋さんではこのところ翔くんがドドーンと表紙を飾っていますね

目立っていた2冊を

まずはH

櫻井翔inニューヨーク!

ヤッターマンのワールドプレミアでNYを訪れた時の記事です。

テキストも読み応えあり。写真はいつもの笑顔の翔くんが可愛い

そしてCUTのほうは、わぉ~

誌上フォトムービーRUNNING AWAYと称する写真が。マジマジ・・・・・しばし鑑賞

ベッドに横たわる翔くんがセクシーです。

ええもちろんお洋服はナシねただし上半身。

大丈夫?鼻血でませんでしたか?

あらぬ妄想をくりひろげませんでしたか?

私の場合は翔くんに関してはとにかく笑顔に引き込まれるので

男を意識させられるとなんか照れてしまいます

といいながらマジマジと鑑賞


THE QUIZ SHOWではどんな翔くんを見せてくれるのか楽しみですね


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嵐の妄想ドラマ 『トビラ』 (2)

2009年03月20日 | 妄想ドラマ『トビラ』
  
妄想ドラマ 『 トビラ 』 (2)





いつもどおり6時半に起きて、隣に寝ている男を見て驚いた。

藤岡さんに押し付けられて泊める羽目になったやつだ。

まだ爆睡中だ。

夕べはこいつのせいでコンビニにも寄れなかった。

朝はいつもパンとコーヒーだけど今日はコーヒーだけ。

テーブルにスペアキーとメモを残して部屋を出た。

名前も知らないやつと顔を合わせても気まずいだけだろうし、

仕事に行ってる間に帰ってくれればちょうどいい。



会社に着いて藤岡さんを探したけれどいない。

なんと今日は有給をとっていたのだ。あきれた。

販促会議に出て、その後は取引先をまわりいつもどおり仕事をこなす。

アパートの近くのコンビニで買い物をして早めに家路に着いた。

今夜は高校の時からの友達、潤が来ると言っていたからだ。



ドアを開けたら灯りが点いている。

「お帰り。けっこう早いんだね」

えーっ!こいつまだ居たのかよ!

夕べの男がTVを見ながらくつろいでいる。

まるでいつもどおり家族を迎えるかのような雰囲気に

「あぁ・・・ただいま」

俺も普通に返事をした。

「ご飯まだでしょ?食べよう」

見るとテーブルの上に皿が二つラップがかけてある。

「チャーハン作った。俺これしかできないんだけどさ美味いんだ」

「あぁ・・そう。じゃ着替えてくる」

寝室に使っている6畳の和室に行ってスウェットに着替えた。

レンジでチンする音がしている。

どういうつもりだ?

人んちで勝手に。ここは怒るべきか?

それともお詫びのつもり?




リビング兼キッチンに戻ると、チャーハンとスープのいい匂いがしている。

「美味いから驚くなよ」

楽しそうにニコニコされてつい俺も笑顔になった。

ペースに巻き込まれるな!

「あのさ、まだ名前も聞いてないんだけど」

「そっか。俺、大野智。智でいいよ」

「ふ~ん。智は学生?藤岡さんの後輩だって聞いたけど」

「ずいぶん大学には顔出してないけどね。藤岡さんのことは先輩の先輩でよく知らないんだよね」

「俺は相葉雅紀」

「相葉くん、あったかいうちに食べようぜ」

「あぁ・・うん」

チャーハンを口に運ぶ。

「おっ!めっちゃ美味い!」

「言ったとおりだろ」

ほんとに嬉しそうに笑う。

チャーハンだけでなくスープも美味しかった。

なんだか美味しい食べ物で満たされた人間は穏やかになるものだな。

俺は智がいいやつに見えてきた。



智は美大の3年。

きのうはたまたま画材を買いにいった店がコンパ会場の近くで、

顔見知りだった藤岡さんに捕まったらしい。

ただで飲ませてもらえるというので付いて行ったんだそうだ。



食器を片付けようとしていたらチャイムが鳴った。

潤と約束していたんだった。

「よぉ、久しぶり。カズも一緒に連れてきた」

「おぉ、あがって」

皿を洗っていた智が振り返って二人に言った。

「いらっしゃい。相葉くんの友達?何か飲む?」

「あっどうも。じゃビールがあれば」

あっけに取られている俺が何も言えずにいると、

智は冷蔵庫を開けて缶ビールを3本テーブルに出すと

「つまみあったほうがいいよね。なんか買ってくるよ」

と言って飛び出していった。




「何だよ。俺が来るって言ってあったのに友達呼んでんの?」

潤は不機嫌な顔になっている。

「違うよ。第一あいつ友達じゃないし」

「ますます気に入らない。話したいことがあるって言っただろ」

「まぁまぁ、どういうことか聞いてやろうよ潤」

カズが間に入ってくれて、俺はきのうからの事情を説明した。

「じゃ早く帰ってもらえよ」



話があるから帰ってもらえと言ったのに、

二人とも智がしこたま酒とつまみを抱えて帰ってくるとすぐに打ち解けて、

結局その夜は4人で飲み明かしてしまった。

智ってなんだか不思議なやつだ。

朝、シャワーを浴びて着替えると、雑魚寝している3人を置いて部屋を出た。

話って何だったんだろう?

カズも一緒ということはまたジェイストの活動を再開する話だろうか。

俺たちは学生時代、ジェイストというバンドの仲間だった。

活動を休止してもう一年半。

俺はもうあいつらとは違ってサラリーマン生活がなじんでしまった。

いまさら夢をみることはできない。

自分に言い聞かせて駅へ走った。



--------------つづく----------- 3話へ
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嵐ファン入門編はやっぱアラシゴトでしょう!

2009年03月19日 | アラシゴト
わが娘ミント「10歳」の愛読書?の一冊が

2005年に第1版が発行されたアラシゴトです

ミントはこの本を隅から隅まで何度も見て読んで楽しんでいます。

私もお気に入り




現在はすっかり大人になった嵐くんたちですが、

1999年~2004年までの5人の写真が並んでいて

少年から大人へ変わりつつある5人を見ることができます。

いやもう可愛いのなんのって

それぞれの成人式の写真もありますよ。



ひとりづつのページも充実。

写真も好きだし、1万字インタビューも、幼児期から現在(出版当時)までのことが

本人の言葉で語られていて好感がもてます



基礎知識のページでは身長、体重から首まわり、手首まわり等体のサイズが

潤くんも相葉くんも60キロないですねぇ。今より華奢。

にのちゃんなんて51キロですってそこのあなた勝ってません?

お母さんの料理で好きなものから女の子のタイプまで聞いてますねぇ。

ひとつだけ紹介すると好きな花火
 
  翔くん・・・・スターマイン

  相葉くん・・・季節はずれで安くなった花火セット

  にのちゃん・・ロケット花火

  おーちゃん・・ヘビ玉

  潤くん・・・・打ち上げ花火

今はどうなんでしょうか?




5人にポラロイドカメラで撮ってもらった写真や〇〇語録も興味深い

コンサートの写真もあります

コスプレ写真は笑えること請け合い伝説のヒーロー?お受験戦隊もいますね。




時々見返してはニヤニヤしてしまうこの本で

ファンになる前の嵐くんたちのことを勉強しました。

その後、ネットオークションで雑誌の切り抜きを買ってましたが、

きりがない




あとはもちろんCD&コンサートDVDでじっくり

コンサートDVDについてはそれぞれについて触れたいのですが

4月からはまたドラマの感想で忙しくなりそうですからね時間が足りない

私はなんといってもコンサートDVDが最高に好きです

何十回と見ても飽きることがないですねもちろんファンになって真っ先にゲットしましたよ。

ALL or NOTHINGはネットオークションで大枚をはたきました

それからファンの方のブログもよく覗かせていただきましたが

略語が多くての私には何のことだか?ということもありましたね

例えばカウコンとかライバクの衣装が・・・とか。今となっては懐かしい。

なのでの方にもわかりやすく記事を書いていこうと思っています。

コンサートチケットは入手困難となる一方ですが、

嵐くんの魅力にハマル仲間が増えることは大歓迎
コメント
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