去年から、上映されたら絶対に見に行こう!と決めていた板尾創路の脱獄王を見てきました。
映画を見るのは松本人志のしんぼる以来です。
行く途中でチケット屋に寄り、1300円の前売り券を買って映画館に行きました。
映画館に到着してビックリ!
土曜日やからか、長蛇の列!!
これは・・・
せっかく前売り券を買ったのに、チケット交換するまでに脱獄王が満席になってまうで・・・。
と、思っていましたが
この長蛇の人々の目的はほとんどアバターでした。
嬉しくも悲しくも脱獄王はガラガラのスカスカでした。
アバターおそるべし。
しかたなくアバター見る人々と同じ列に並んでると
ボクの後ろのオッサンが、あら嫌だ。グイグイ詰めてくるではないですか。
その間隔・・・たったの、ぜろセンチ。
完全にオッサンの胸がボクの背中に当たってるんです。
いやいや。
そない詰めても時間は変わらん!!
窓口には早く着かれへん!!
それとも何か!?詰めて詰めてボクをすり抜けてボクより前に行こうとしてるんか!?
仕方ないので、
オッサンに分かるか分からんくらいに、肘でウーンって押してみたり・・・
前の間隔が結構開いてから、ササッと一気に詰めてみてオッサンとの間隔を急激に離してみたり・・・
「なぁ、俺達しばらくの間、会うのやめへん?」と言うてみたり・・・
と、ありとあらゆる策でオッサンとの距離を離しつつ窓口へ向かいました。
窓口に着いた頃にはアバター満席になってました。
これ、ボクみたいに事前にチケット屋で前売り券を買ったお父さんはどうするんやろ?
直前でアバター満席になってもうたらどうするんやろ?
父「お父さんが前売り券を買って来たからな!」
母「すごい!気が利くわね、お父さん!」
父「よし!今からお父さんが、このアバターの前売り券を入場券と交換してくるからな!」
子「わーい」
父「その間にジュースとかお菓子を買って待っていなさい」
子「やったー!」
父「うむ!時間を無駄にしてはダメだよ!」
そして窓口まで来たお父さん。
父「いや(汗)満席って・・・そこをなんとか!」
受付「なんとかと申されましても」
父「子供達が楽しみにしてるんです!お願いします!」
一方その頃・・・
売店では母と子が、ジュースとポップコーンのLLサイズを脇に抱えて父の戻りを待っている。
子「あれ?お父さん、なんか謝ってない?」
そして肩を落としたお父さんが、ジュースとポップコーンを買って楽しみに待ってる妻と子のところへ戻ってきた。
父「・・・今日は映画じゃなくて遊園地にでも行かないか?」
ボクは、こんな情けないお父さんには絶対にならへん!!
そう誓った脱獄王。
あ、脱獄王の感想はといいますと
おもしろかった!!
しんぼるは、ずっと笑いがあって最後だけシリアスやったけど
脱獄王はその逆でした。
途中に「お前が歌うんかい!」ってところもありましたが、終始シリアスでした。
ただ、最後のオチが・・・ベタというか、すごすぎ!!
このオチのために80分の前フリをしてきたみたいな感じ。
是非ご覧あれ。