どうも婚約指輪をあげるのが納得いかんかった。
なんで、結婚するまでやしてから、たくさんお金が必要になるのに婚約指輪をあげなあかんのか。
しかも聞けば、ほとんど身につける機会もないらしいやん。
でも分かってる。世間体でしょ。
もらって嬉しいってのもあるんやろうけど、相方が指輪してるの見たことないし。
バイトやパートさんに、
「婚約指輪って、やっぱ給料3ヶ月分なんですかね?」
と聞いたら
「いや~、べつに安くてもいいんちゃいます?」
と、決まって言うてきはる。
「安いって、○○さんはいくらくらいやと思てます?」
「まぁ・・・2~30万くらいかな」
「30万!?全然安ないやん!!」
そう。
婚約指輪を嫌う理由の1つがこれ。
ほとんどの人が30万を安い金額やと勘違いしてるとこ。
婚約指輪に対しては金銭感覚がおかしくなってる。
現実的なんかもしれんけど、
それやったらもっと安い婚約指輪をかって
ちょっとでもいい家具やら家電を買ったらいいと思ってしまう。
でも、友達に「婚約指輪どんなん?」とか言われたときに、見栄みたいなんもあるやろう。
それは分かってる。
相方に、婚約指輪は要るかを聞いたところで
要らんって思ってたら「いらんよ」って言うやろうし、
要るって思ってても「いらんよ」って言うやろう。
まずは指輪を買わんことには、この先の話が一向に進まへん。
って思ってたけど、
たぶんボクは自分で婚約指輪を買うことに納得せえへんかぎりは、絶対に買えへんやろう。
買えへんってことは、
この先の結婚の話も切り出されへんやろう。
と思ったから
昨日、相方に自分の思ってる気持ちを全部話した。
こんな理屈っぽく、現実的で、女心が分からんくて、頑固な男で
ホンマに申し訳ないって、いつも思う。