こぼれ絵日記

とりあえず楽しく過ごしたい

障害者のお笑い番組

2011-12-11 14:42:22 | TVの話
先日NHKで放送してた「笑っていいかも!?」って番組で1番おもしろい障害者を決める「SHOW-1グランプリ」ってのをしてました。


統合失調症やダウン症、視覚障害、四肢障害、脳性マヒなどの障害者の方がコントで競う番組。



障害者の方がお笑いやっても、心のどこかは「この人は障害者やけどそれを乗り越えて頑張ってはるんやな」

・・・と、思いながら見てしまうんやろうなと思いながら見てみました。


初めて知ったんですが、松本ハウスのハウス加賀谷って統合失調症やったんですね。



知りませんでした。そして久々に松本キックを見ました。



何組か出場してたんですが

障害者の相方が、カンニング竹山やチキチキジョニーといった本職の芸人のコンビやトリオであったり、素人まるだしの方や事務所の方、あるいは相方も障害者というコンビもあったので

どのグループが面白いのか決めるのは難しい企画でした。

まぁ、本当の趣旨は誰が面白かを決めるのは二の次なんでしょうが。




で、この番組のよかったのは、

障害者の方ほとんどが各々の障害をネタにして笑いをとりにきてたところ。



1番面白かったのは、視覚障害と四肢障害の山下純一さんと芸人チキチキジョニーのトリオ。

全盲を利用しての、話を聞いただけで心眼を使って事件を解決する盲目探偵のコント。

「盲目なんだよ」という見えないアピールと、謎が解けた時のセリフ「心眼きた!」というのが純粋に面白かったです。


このネタはチキチキジョニーが考えたんかな?



チキチキジョニーの漫才はこないだ久しぶりにみたけど、たまたまなのかなんかムリヤリのどつき漫才みたいになっててガッカリしましたが、このコントを見て「やっぱりプロやな」と感心してしまいました。とくに岩見さんの投げ捨てるようなツッコミがよかったです。



実際面白かったグループは2組くらいで、あとは最初の思い通り正直面白くなかったですが、なかなか良い番組でした。