![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/32/3f302ffe3b9b5ca28e7e596f87d1da10.jpg?1614337185)
-太宰府天満宮、参道。
台風一過の本宮参道は
拍子抜けするほど人の出が少なく、
ひしめく大混雑イメージをひっくり返された。
人...ぱらぱら まばら ぱらり...空いてる!
まだ昼下がり。
こんなに歩きやすい太宰府も、
そうめったにはないことでしょう...
思いきって出発したのを改めて喜んだ。
この時点で
東京発の観光客は、
たぶん私たち二人くらいだったかも。
耳に聞こえてくる言語が、
当地はもちろん近隣県訛りや
隣国アジアン系の外国語ばかりでしたもの。
※(空いていて喜べたのは結局つかの間のこと)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b2/b3c06a1d82e29da1d519f1bc5b0c4967.jpg?1614337270)
つらなる鳥居の其の一。
二...三...と、
つづく門を順々にくぐって
通り入り、通り入り 、、通り入るは 、、、
御本殿へ到るまでのまさに通過儀礼といえて。
三つの鳥居を見通していると、
奥行き感が合わせ鏡の世界みたいね...
あちらは異空間でこちらは神域境だけれど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8b/87f11f6a000a63ff38ff77e7cec35e4e.jpg?1614337319)
・・・其のニ。
歩きがてら、
京への郷愁が詠まれた
平重衡の歌碑に足を止めた。
" 古き都の恋しさは " ...か。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/14/c264c2fba55b5e04920758ed3ed0c4e4.jpg?1614337353)
望郷の念。
故郷を離れた人ぞ知る思いって、
ありますものね...どんな所であったにせよ。
ここでは住みなれし都と詠まれてるけれど、
ノスタルジーという点では
合い通じるな。
その思いは天神様もよく存じてる、のです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/bd/733e0e7b5fa7eee2c5ccbad194c31824.jpg?1614337389)
・・・其の三。
この参道横にはね、
それはそれは目にも鮮やかな
小間物類のお店やお土産屋が並んでいたの。
寄らずにまっすぐ進ぬ
お土産などのお買い物行為は
お詣りを済ませてからとの
マイルールゆえ。
以上、
こちらの三鳥居は
明治時代頃に建立されてからのものだそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/90/8a94ab6a9d6b9f1a7c55f5a278828c19.jpg?1614337440)
菅公様...
東の地より、
遠路はるばる参りましたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/14/71f0847fa9f02f1fe5ad9de2a0b78481.jpg?1614337462)
直角に位置する・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/74/c433ad05cfbb5b575998ddb30095e0d2.jpg?1614337483)
御神橋の前にも石鳥居。
南北朝時代に建てられたらしき、
九州でも最古ではないかと云われる...
" 中世の大鳥居 "
ここの天満宮は、
その他にもとにかく
たくさんの鳥居があった...境だらけだわよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/72/c02ffadec675ccd8c3990f31ab2884e2.jpg?1614337538)
太鼓橋もとい御神橋の袂より...心字池の眺め。
噴く水飛沫が 線のように か細くて、
ひろがる水の波紋もきれいだな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/3b/e5e92e423652396acdc0a5c5035bf149.jpg?1614337560)
亀戸天神社は、
太宰府天満宮のミニチュア版と
よく言われる...本宮を観て...納得。
時の経つにつれ
人の出ぞろ..ぞろぞ...ろぞろぞ、
どんどん賑わいを増しますさなか...
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/47/1072fa1d553493b7e617d78882b72760.jpg?1614337598)
こちらも古来より
建つ石鳥居の向こう、
黒山をなす人の頭を越えた先に...
朱塗りの楼門が構えてる。
お池に
架かる橋を渡ったことで、
すでに心身は禊がれ澄めてるわ。
" 通りゃんせ "
そんなわらべ歌もあったっけ、
ここは細道でなく参道ですけれど。
儀礼のゴールは大鳥居...楼門...通りゃんす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/c8/d31e017831778527935141b94939ef6c.jpg?1614337664)
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