事故

落ち着いてから書こうと思っていたのだけれど、中々周りが落ち着かせてくれないもんで。（電話があちこちからかかってくる。保障に関することばかりだけど）

今週の月曜日の深夜、仕事帰りに先日のレコーディングのラフミックスを聞きながら愛車を走らせている時だった。赤信号で交差点の前を完全に停止している時に突然後からの衝突音。リア・ガラスが粉々に飛び散り、風が急に入り込んできた。車は衝撃で前に押し出された。何が起こったか全く理解できない。衝撃の瞬間に後を振り返ったことだけ記憶にある。外に出ると、バイクが横倒しに倒れ、青年がうずくまっている。追突事故だ。大丈夫かの問いかけに、青年はすぐに反応し、申し訳ないと詫びた。近くに警察が有るからと、バイクを押して行こうとする。見ると額から血を流している。押し留めて１１０番通報し、救急車も呼んだ。後ろに楽器を積んでいたのでそればかりが気になって仕方なかった。自分の身体に痺れや軽い痛みを感じたのは暫らくしてからだった。それまでは自分で車を運ぶつもりでいたくらい。その後救急車で運ばれレントゲンなどを撮って、夜中にタクシー拾って警察署、調書を取られてまたタクシーを拾い（これが乗車拒否の嵐！苦笑)、寒さに震えながら朝ようやく帰宅した。

愛車はガラスはもちろん、ボディーなどが凹みキズだらけに。溜息が出る。まぁ、これは保障して直してもらうからいいんだけど、やはり、楽器と身体だけが心配。休める仕事もあれば休めない仕事もある。で、殆ど休ませてもらえないのが現状で、休めばそれだけのしわ寄せが自らに降りかかる。ミュージシャンとは因果な商売だ。ま、無理は出来ないけれど、のんびりも出来ない。自営業の辛いところがこういう時にも遺憾なく発揮される・・。はぁ。