福岡de三線@てーげー日記。。。

福岡の沖縄三線を楽しむ会「かりゆし会」です。三線仲間募集中です~♪

三線。。。

2007-02-07 | 三線鳴らそう。。。
那覇のドミトリーでは三線教室をやりました。

参加者の中に国際通りの近くの、わりと有名な三線店で三線を買った方がいました。

糸巻の調子が悪いので見てもらったところ、店員は糸巻の調整もできなかったようです。

1本だけでは直らないから3本全部交換しなければいけないと、訳の分からないことを言ったそうです。

三線を仕入れて売るだけの店はいくつもありますが、ただ売るのではなく、ある程度のメンテナンスの技術くらいは身につけて欲しいものですね。


また、3万円以下の三線は海外で作られているサオを使用しているケースが多いようです。

乾燥がいい加減なのか、サオの変形が見られることがあります。

以前、国際通りの店でサオが曲がった安い三線を買ったことがあります。

自分で修理できそうだから買いましたが、店主はサオの曲がりのことは言わず、月に1本の目玉商品だから安くしているとごまかしていましたね。

三線を買っても弾けるかどうか分からないから、とりあえず安い物をという選択肢は必要なのかもしれませんが、ちゃんとした楽器としての三線は4~5万円からではないでしょうか?

沖縄ブームと言うこともあり、三線はとても売れているようです。

職人が不足していて、生産が追いつかない状態のようです。

三線店は、それぞれいろいろな考え方を持っています。

なんでもいいから売れればいいという店もあれば、こだわりの自作の三線しか売らないという店もあります。

自分にあったお店で気に入った三線を買えるといいのですが、現実はなかなか難しいですね。


三線とともに人気の津軽三味線ですが、練習用でも10万円以上はします。

学校教材として4万円くらいのものもありますが、ちょっと音色がひどすぎましたね。

知人が昨年、200万円の三味線を買ったと聞きました。

この世界の関わっていると、金銭感覚がおかしくなってきます。

三線なんて安い物です、5万円くらいは出しましょう、なんてことを平気で言ってしまいそうですね。

でも、ずっと続けるなら8万円くらいの縞黒檀のサオの三線を買ったほうがいいかも。。。


そういう私は、1本目は自作のカンカラ三線です。

2本目は先生に2万円で譲ってもらった本張りの三線でした。。。

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