自閉症。。。

今朝、自閉症についてのテレビ番組がありました。

ある自閉症の子どもの母親は、あと１０年は子どもの自立のために必死で頑張るけど、ダメだったら一緒に逝くと言う。。。

無理心中した人の中には、自閉症の子どもの家庭が少なくないという。。。

ショッキングな内容でした。。。

もっと周囲が自閉症について理解しなければいけないなと思いました。


実は、私は昨年から自閉症の子どもに三線を教えています。

彼は、この春から養護高等学校に通っています。

初めて彼に会ったときには、どのように接したらいいのか戸惑いましたね。

たまにこちらを無視するような態度をとったりするけど、ごく普通に三線を教えてきました。

三線を弾いているうちに、コミュニケーションもうまくとれるようになってきましたよ。

ボランティアや三線コンサートで一緒に演奏しましたね～。

彼が中学校の頃のクラスにカンカラ三線の授業にも行きました。

いわゆる軽い精神的障害のある特殊クラスと言われるところでしたが、子ども達が明るく楽しそうにしていたのが印象的でした。



＊自閉症についてはこちら
http://katei.health.yahoo.co.jp/katei/bin/detail?sc=ST110320&dn=2

三味線の記憶。。。

なんで三味線を弾くようになったのか。。。


東京の上野公園を散歩していたら若者が三味線を弾いていました。

初めて生の三味線の音を聴きました。

演奏がうまかったという記憶はなくて、ただ三味線の音が心地よかったのを覚えています。

三味線のＣＤを買って聴きました。

たまたま買った、高橋竹山の津軽三味線のＣＤと沖縄民謡のＣＤ。

どちらも好きになりました。

「安里屋ゆんた」「海ぬちんぼーら」「遊びしょんがねー」がお気に入りでしたね。

津軽三味線も三線も弾きたくなりましたが、なぜか長唄三味線の教室に通いました。

長唄？？？よく分からんが、同じ三味線だから似たようなものだろうと思ったわけです。

無知とは恐ろしい。。。


長唄三味線を習いつつ、津軽三味線と三線は独学という三味線三昧の始まりでした。。。

太宰府天満宮の記憶。。。

太宰府天満宮では、猿回しや南京玉すだれなどの大道芸をやっているのをみかけますが、私も津軽三味線を弾いたことがあります。

初めて弾いた時。。。なんとなく鳴らしてみただけなのですが、おばさんが寄ってきて懐に何やら差し込んで去っていきました。

千円札でした。。。

結構、衝撃的な出来事でしたね！

それから、何度か津軽三味線を弾きましたが、恥ずかしいやら、気持ちいいやら。。。

ちょうど、梅の花が咲いていましたね～。

都府楼跡でも鳴らしました。

だだっ広い野原で弾く津軽三味線は気持ちがいいものでした！

カメラマンがしきりに私の写真を撮っていましたね～。



三線を鳴らしたこともあります。

ほっとする音色に、こちらの方が聴いてくれる人との距離が近かったような気がします。

気軽に話しかけてくれました。

演奏する方もリラックスしていましたね～。

お遍路の記憶。。。

お隣の篠栗町にはミニ四国八十八ヶ所があります。

歩いても三日でまわれます。

自転車や徒歩でいくつかの札所を訪ねましたが、津軽三味線の奉納演奏をしてまわったこともあります。

総本山の南蔵院の本堂や太子堂、世界一？大きい釈迦の涅槃像の前で演奏させてもらいました。

その他、いくつかの札所の本堂で演奏しましたが、本堂は音響がよくて弾いていて気持ちがいいものでした。

仏像と向かい合っての演奏は、なんとも精神が集中しましたね。


本場の四国の八十八ヶ所を１週間ほど歩いたことがあります。

テントや寝袋が入った大きなザックを背負っての旅でした。

さすがに三味線は持てませんでしたね～。

どんたくに想う。。。

三線を習っている環境は人それぞれでしょう。

先生に習っていたり、サークルで楽しんでいたり、独学だったり。。。

教室の仲間だけで楽しむのもいいけど、他の三線やっている仲間達とも一緒に楽しめればいいなと思ってきました。

それで、シーメイトの三線コンサートを企画して他のサークルに声をかけたり、ボランティアに誘ったりしてきました。

どんたくも、ついつい他のサークルに声をかけてしまいましたね。

だけど、どんたくこそ皆で祝いたいと思いました。。。


これからも、よき三線仲間が集える場を提供していきたいと思っています。