ボランティアの日々。。。

７月の夏祭りで三線演奏して欲しいと、ある病院から依頼があった。

難病の4歳から40歳までの患者さんが対象だ。


今の医学では治せない難病。

ほとんどの方が、病院で一生を送る。


どんな曲を聴いてもらおうかな。



病院でボランティアをやろうとしたことを、ふと思い出した。

もう20年くらい前の話かな。


骨髄バンクについての講演会に行ったときだった。

当時はまだ公的骨髄バンクがなくて、早期に公的バンクの設立が求められていた。

その後公的バンクができて、私もめでたく骨髄移植（提供）できたわけだが。


講演の最後に、病院の子供たちと遊ぶボランティアを募集していた。

後日、体験に行かせてもらった。


病室にいたのは、小児がんや白血病の子供たちだった。

治療の影響で、ほとんどの子供が寝たきりだった。


ここにいるのは治る見込みがない子供たちで、みんな2年くらいで亡くなってしまうことを聞いた。

そのことを、子供や親は知らない。

知っているのは、医者と看護師とボランティアだけだ。


仲良くなった頃にその子が亡くなる。。。


年齢制限に引っかかったので、ボランティアはできなかったが

当時の私には、無理だったろうな。



こんど演奏に行くのは別の病院だが、これも何かの縁だろう。

謝礼を出すといってきたが、丁重にお断りした。


ほんの３０分の演奏だが、楽しいひとときをともに過ごせたらいいね！


さて、来週はボランティアが４件入ってる。

頑張って、楽しみましょう。。。