1996年末、「サクラ大戦」で何人かのエンディングを見たあと、箸休めと言っては失礼ですが、ちょっとした変化球を探していたんですな。
「犯行写真 縛られた少女たちの見たモノは?」
タイトルだけ見たら、エロゲー臭がプンプンします。
まぁ、お色気程度の所謂サウンドノベルってことは知ってましたし、サウンドノベル好きとしては、安価なら欲しいなと思っていたんですな。
発売から約半年後の中古価格980円。イマジニア製というところに若干の不安はありましたが。
サウンドノベルの肝って、言わずもがなシナリオ。
ゲーム開始直後、プレイヤーの分身が【郷田武史(ごうだたけし)】と名乗った時は、なんだか薄ら寒い思いをしたのを覚えてます。
シナリオは、なんというかこうね…
四半世紀以上前にプレイしたきりなので、詳しくは覚えてませんが、男女間ではなくオッサン同士の愛憎渦巻く恋愛模様だけは強烈に印象に残ってますね。
で、こちらがメインかオマケか?の撮影モード。
「バーチャルカメラマン」のように難しいものではなく、あくまでサービスシーンというか、なんというか。
繰り返しプレイするには、無駄に長く感じる部分ではありました。
まぁ、そんなに繰り返してはないんですが。
儂的にイマジニアは、後に「デザイア」「イヴ バーストエラー」などPCゲームのコンシューマ移植でアタリを引くなど、移植物は悪くないイメージですが(そもそもヒットした物の移植ですが)、オリジナルのゲームはイマイチな印象でした。
体感時間で一番長く遊んだイマジニアのオリジナルタイトルは「松本亨の株式必勝学」ですかね。
こちらは発売から約10ヶ月後、裸ソフトを4,980円で購入してしまいました。
長く遊んだのは、購入価格も関係してたかもしれないですねぇ…
「ひとのゆく うらに道あり 花の山」って事ですよ、きっと。
まだ花の山に辿り着けていませんけどね。