気イようしてプレイロットへ回ると円形コンテナのパンジーが全部裏返しされているではないか。ぎょぎょっ。ボランティアメンバーのMさんも職員の通報でかけつけ花株をもとに直した。
きょうは朝10時から午後4時まで断水。というわけで、部屋を追い出されたぼくは、中之島図書館へ直行。3階の郷土資料室で「大阪と船」の展示を見る。明治の頃と思われるが、江ノ子島に「各國乗客荷物取扱問屋」が60軒も軒を並べていた「引札」という広告物があった。昔は水の都で賑わってたんやなあ。
資料室で、読み残していた麻生磯次さんの「笑いの文学」を読み終える。古本屋で立ち読みした福井栄一さんの「上方学」も続きを読む。「笑いの文学」は学習院院長さんのお書きになったものだから、当たり前と言えば当たり前だが笑える箇所はひとつもなかったお堅い本。笑いというのは、「悟性的」で「人格の香気」が立ち上り、「邪気のない」「天真爛漫な笑いでなければならない」、というお説の本だった。
夕刻、帰宅するや管理事務所から、プレイロットの花が全部投げ捨てられているという連絡が入る。飛んで出ると、パンジ―13株が単車置き場の屋根に捨てられている。ひどいことをするなあ。Kさんの通報でわかった。低学年の小学生だった。「お花にもいのちがあるんだよ」とさとす。ポロリ涙を落とした。「ごめんなさいと言えるね。もう2度とやらないね」。子どもを信じよう。
浚渫船波音微かに寒明ける 愚老
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ノーやん

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