ナンキンハゼは千里みどりのさんぽみちにも中央公園にもところどころ植わっている(写真)。名前の通り中国から入ってきた木。街路樹によくみかける。紅葉もいいが、花後果実ができて果皮が落ちた白い種子が面白い。どこかクリスマスの豆電球デコレーションのようでもある。この種子はキジバトや四十雀などが啄みにくるという。この木の花は夏。樹上なのでほとんど人目に留まらない。雌花と雄花に分かれていて、木によって順序が違うがどちらかが先に咲くと片方は後から咲く。蜜蜂などは高いところでもよく知っていて蜜を吸いに来る。昆虫の媒介で果実をつける。それを野鳥が食べにくる。きのうは椋鳥の柿の実に群がるすさまじい姿をみたが、ナンキンハゼにそういうたかり方はなそうや。
櫨の実のしづかに枯れてをりにけり 草城
ゆっくりと南京櫨の実冬点す 愚老
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ノーやん

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