ノーやん日記パート2

ナンキンハゼ

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 曇り。きょうも花壇は見て回るだけ。落ち葉がすごい。冬に入ったなあ。おとといは千里中央公園でナンキンハゼの紅葉と実をみたが、枝先に着いた白い種子を見ると冬やなあと思う。

 ナンキンハゼは千里みどりのさんぽみちにも中央公園にもところどころ植わっている(写真)。名前の通り中国から入ってきた木。街路樹によくみかける。紅葉もいいが、花後果実ができて果皮が落ちた白い種子が面白い。どこかクリスマスの豆電球デコレーションのようでもある。この種子はキジバトや四十雀などが啄みにくるという。この木の花は夏。樹上なのでほとんど人目に留まらない。雌花と雄花に分かれていて、木によって順序が違うがどちらかが先に咲くと片方は後から咲く。蜜蜂などは高いところでもよく知っていて蜜を吸いに来る。昆虫の媒介で果実をつける。それを野鳥が食べにくる。きのうは椋鳥の柿の実に群がるすさまじい姿をみたが、ナンキンハゼにそういうたかり方はなそうや。

櫨の実のしづかに枯れてをりにけり 草城

ゆっくりと南京櫨の実冬点す 愚老

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}ありがとうございます。「点す」であるかと思います。
fm
「ゆっくりと南京櫨の実冬点す」

「冬点す」が広辞苑にありませんでした。

冬間近の景色が素敵です。
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