腹の立つこと。消費税の10%増税強行の構えのアベどん政治。「景気は上向いている」「賃上げは今世紀最高水準」…だから大丈夫やと。いったいどこ見て物言うてんねん。こんな輩が日本の政治のかじ取りをしていると思うと腹が立つやら情けないやら。アホ呼ばわりされているアベノミクスの自慢話以外にこの宰相から、経済・税・財政政策の見通しを聞いたことがない。肝心なのは納税者の権利は国民にあるというこっちゃ。租税法律主義の原則にたてば、税金は国民の代表機関である国会の同意を必要とする。アベ政権の方針を国民が選挙で「ノー」といえば実行できない。ところが、10%は、法律で決まったこと、文句を言うても始まらない、ながいものには巻かれろという日本的悪習が尾を引く。そこを断ち切らなくては日本はよくならない。
国民が賢くならないと、政権とマスメディアの誘導に乗せられてしまう。「オンリー・イエスタディ」を読んでいてつくづく思った。1923年、ハーディング大統領の急死後、さまざまなスキャンダルがメディアにあぶりだされる。しかし、国民は深く考えず、まあまあと大目に見たらしい。それはいまから100年前のアメリカの話。21世紀の日本はどうなんかな。きょうは、ちらりそんなことを考えた。かつて、「共産党勝って増税なし。サンキュー」と書いた週刊誌があったことを思い出す。
羽毟る増税はいや鴨がなく 昇龍子
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ノーやん
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