午前中、町内を徘徊。4丁目の畑で真っ赤なケイトウが目に留まる。「ちょっと写真撮らせてください」「はいどうぞ」。同じ齢ごろのおばあちゃん。「これ、久留米ケイトウいいまんねん。天王寺のタネ屋さんで買うてきた花ですわ」。真っ赤でボールのよう(写真)。一口にケイトウいうても、トサカ系、羽毛系、玉系、ヤリ系といろいろある。これは見事な玉系や。
昼は素麺。焼鮎を出汁にぜいたくにいただく。午後、中之島図書館へリクエスト本を借りに行く。本の借り出し、近頃は便利になったねえ。自宅でクエストできる。志水彰さん他「人はなぜ笑うのか」など4冊借りる。帰りに梅田のかっぱ横丁をうろつく。愛敬浩二さんの「改憲問題」が安い。買う。しもた。ダブル買いや。読まずに積んどくがチョンバレや。この手の「しもた」は、7冊にもなった。山の神さんは知らん。ないしょ話。
梅田界隈を通っての帰り、ぼくの前を行く老人の会話が気になった。話の途中だが、「…70の婆さんをナ“若手の花やいいよんねん”。どういうオバケの集まりや思うてな…」。どきっとした。わが輩は千里俳句クラブの自称青年部。72歳…やっぱりオバケか。ま、いうてるおっさんもオバケみたいな顔しとったけどな。ちょっとキズついたきょう一日。
鶏頭の十四五本もありぬべし 子規
鶏頭の畑に火の玉如くあり 愚老
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ノーやん
fm
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