青年男女が結婚せず少子化が進行している事態はだれもが憂えるところや。愚娘もその一人。なんでやねん。本書はそれを科学的に解明した学術書ではない。ただ、フィーリング的に言えば、男も女も「(これはと思う)相手が見つからない。その機会がない」ということらしい。それだけなら当たり前の話に過ぎない。日本人が種の保存本能を失ったわけでもない。
ならば、少々見てくれは悪くてもカップルを生ませる政策誘導はできないものか。そんなことは政治のかかわる問題ではないと言ってしまえばお終いだが。たとえば、大阪市などで試みられてきた「新婚さんいらっしゃい住宅」とか。いろんな社会政策を試みるべきではないか。税や社会保障の給付をふんだくることしか考えない政権はペケや。
生きるということはたたかうことや。うたを忘れたカナリヤにはなるまい。トシくった未婚の諸君、おでこちゃんでも大根足でもかまへん、勇気をふるってプロポーズしよやないか。(写真上=二ノ切池公園前のハクモクレン、下=千里局花壇のエラブユリの芽)
鉢並ぶ出窓震わす春疾風 昇龍子
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ノーやん
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