ノーやん日記パート2

柳絮飛ぶ緑地公園③

曇りのち晴れ。「俳句の発見 正岡子規とその時代」のつづきを読む。きょうは子規派の「歳時記」論。子規は「俳句分類」に取り掛かりながら歳時記、季寄せの類を残さなかった。子規派の高浜虚子が「袖珍俳句寄せ」というポケット型の明治の新歳時記をつくっている。それには「夏帽」「海水浴」「一月場所」糸瓜忌」など新しい「季語」が入っている。ところが、他方で若き日の虚子や碧梧桐は、無定型・無季の俳句をつくっていたという。子規はそれもありと、寛容だったらしい。しかし「俳句の定義」として子規は「五七五の調子にあり」とした。それは後代の日野草城に繋がるという。ただ「定型」という形式だけにこだわらなかったようや。これも勉強になるナ。昼は、タマネギ、ピーマン、エリンギ、肉団子をケチャップで炒めたパスタ。

 第四章漱石と子規の存問俳句を読んで終わる。午後、千里図書館へ返本。「植物ごよみ」と「世界の水草728種図鑑」を借りる。目的は葦の勉強。写真上から緑地公園の山カ池に棲息するヌートリア(和名沼狸。写真頭と尾が見える)。大きなドブネズミという風体で「あっでっかいドブネズミや」と愚老が言うと物知りのMさんがすかさず「ヌートリアです」という。へえ。初めて見た。南アメリカ原産の外来害獣。中は円形花壇のナデシコとシロタエギク、下はアグロステンマ。
               沼狸の睨む睡蓮花の際 愚龍尾
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コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmさん、間違っていました「ヌートリア」でした。訂正します。
ヌートリアという表記が通りがいいですかな。
fm
外来種ユートリア。聞いたことあります。戦争中に防寒のために導入したものですかね?勘違いかな?
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