その足で歯科院へ定期検診。「少し出血があります。凹凸部分しっかり磨いてください」。自前の歯「80才-20本キープ」が目標。あと3年がんばろう。帰宅して、きつねうどんプラスインゲン豆。食後、You Tubeで志ん朝・馬生・志ん生の親子三代リレー落語「富久」を聴く。
久ぞうという貧乏長屋の男が、家普請を夢見て、なけなしの金を叩き富札(富籤)を買う、千両の富籤を当てたが火事で札を焼失し泣くという噺。志ん朝から始まって,馬生、志ん生の噺がオチまで切れ目なくつづく。志ん朝から馬生へのリレーは拍手の音で察しがついたが、親爺志ん生のつなぎがどこからかだったか分からない。見事なリレー落語。動画はない。
1800年代の初めごろ小林一茶は、「財たくはえねば、ぬす人のうれひなく、家作らねば、火災のおそれもなし」(文化3年9月27日=現在の11月)とメモした。実体験からくることば。いまも変わらずそのとおり。落語も俳句も貧乏人のものではないか。ふと思う。写真上=服部緑地公園内の皇帝ダリア、下=アカメガシワの落葉。
代継ぎなきいのちも枯れて世継ぎ知る 昇龍子
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ノーやん
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