ノーやん日記パート2

枯木立

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 晴れ。朝、花壇を見回る。「花がきれいに咲きだしたねぇ」「はい。そうですね」。ハボタンの下葉をきれいにする。落ち葉を拾う。矢羽勝幸著「信濃の一茶」を読み始める。含蓄に富む一茶研究書。一茶がたいへんな読書家で諸国を行脚しながら自作の辞書までつくっていたことも書いている。中之島で借りて一度は目を通した本。熟読玩味しよう。

 午後、千里南公園から千里中央公園へ。さらに阪急北千里まで足を伸ばす。南公園の牛首ヶ池は軽鳧16羽が鳴き声を上げながら泳いでいた。鷭も鵜もペアで。軽鳧は半分ほど、どこかへ行っている。青鷺もきょうは姿を見せない。カメラマンはきょうも四阿付近で野鳥を待ち構えている。中央公園は閑散とし、冬木立の下をジョギングする人がチラホラ。野鳥観察小屋から安場池を覗く人がひとり。白い実をいっぱいつけたナンキンハゼの枯れ木姿がオブジェのように見えた(写真上)。

 公園を出て古江台の戸建て住宅街、府営住宅街を抜けて北千里まで歩く。何年ぶりだろう。駅前ロータリーの模様は変わっている。銀行・企業などの社宅が集まっていたエリアはマンション街に様変わり。古江台のショッピングセンターは見る影もない。

 再び中央公園に戻って安場池を覗く。軽鳧が2ペア泳いでいた(写真下)。静かで噴水の音だけが冬木立ちのなかに響いていた。ことしも残すところ25日。そろそろ年越しの用意をしなくては。

オブジェめく南京櫨の枯木立 愚老
年暮るる閑な森の水の音 同
ふるさとのきし麺煮ゆる冬の星 同
冬の星ひとつくっきり櫨木の間 同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}きしめんのつるつる感がなんともいえません。赤みそ味の湯気もふるさとを思い起こします。
fm
「ふるさとのきし麺煮ゆる冬の星」

やはりきしめんがよろしいですか。私も良く食べます。

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