ノーやん日記パート2

緑地公園の生態観察

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 晴れ。あさ、長谷川櫂さんの「子規の宇宙」を読む。作家や政治家は、嘘をつくことが本業であるかのように唱えつつ子規に関しては「真面目」で「愚直」で「馬鹿律義」な、どうしようもない正直人間と評する。これは、わが輩流の解釈だが。そのうえで「俳句分類」の仕事に取りかかり子規が「俳句革新」に挑戦するに至るプロセスを浮き彫りにする。昼は、ざる蕎麦。長芋と卵、キザミネギをかき混ぜていただく。

 午後、服部緑地公園で生態観察。M先生のご指導のもと、「あれはなに?、これはなに?」といいながら、3時間近く公園内の樹木を観察して歩く。アカメヤナギ、シダレヤナギから始まって、エノキとケヤキ、「よう似てるなあ」。エノキもケヤキも「ニレ科」だが、いまでは「エノキ」は「アサ科」ということも学ぶ。ムクノキ、樹皮がコルク質のアベマキ、モクレン科のコブシ(写真下)、ミモザともいうフサアカシア、シナサワグルミ、カバノキ科のハンノキ、巨木になったノイバラ、マメ科のナツフジ、プラタナス、メタセコイア、ナンキンハゼ、ユーカリなどの巨木の不思議、マテバシイの実生の葉の大きいこと、モクレン科のオガタマの花を始めてみた(写真上)。ヤマナラシ(ヤナギ科)も始めてみた。

 緑地公園の生態観察は、もう何回もしているが一向に覚えられない。緑地公園の梅林はいまが見頃。家族連れで賑わっていた。広い公園を半分くらい回っただけだが疲れを覚えた。来月も緑地公園の樹木観察を続ける。
               おがたまという花しろし風車 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}おがたまをご存知でしたか。花に鼻をくっつけて嗅いで見ましたが無臭でした。ぼくのほかにも同じことをした人がいましたがやはり「匂わない」と言っていました。M先生は、植物の生態学がご専門のようで種・属・科の特徴を採取した葉や芽、枝、果実などを見て即座にいいあて図説されます。すごい先生です。
fm
「おがたまという花しろし風車」

たしかに「おがたま」は風車に似ていますね。香りが強そうな気がしますが、どうですか。ところでM先生は生物の先生ですか?よくご存知ですね。
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