きょうも目が覚めた瞬間から右目が痛む。横になってWGUCのクラシック音楽を聴きながら、渡辺茂著「鳥脳力」を読む。活字がすんなり脳を通過しない。つっかえつっかえ、同じ行を読み返す。が、鳥の記憶力や道具を作る鳥脳の話、伝書鳩がナヴィゲーションシステムもっているという話、バッハとストラヴィンスキーを聴き分ける鳩、バッハとシェーンベルグを聴き分ける文鳥の話など、専門用語が時々出るが引き込まれてしまう本。雨が降り出し、外出せずにこの本を読み終えようと思っていたところへ、愚妻が梅干用の梅の買いだし命令。
お昼頃雨がやんだので、梅を買いに吹田まで出動。南光梅を5キロ、氷砂糖2キロを買う。なんやかや10キロ近い買いだし。千里山の上り坂はふうふういう。鳥になってモノを運べたらなあ。合羽の雨雫で足元びしょびしょ。シャツも汗でびしょびしょ。眼は焦点定まらずぐにゃぐにゃ。
小惑星探査機「はやぶさ」が奇跡的な生還を果たしたのも、伝書鳩みいな“鳥脳力”を発揮したおかげかな。
はやぶさの物語知る発泡酒 愚句
かるの子の六羽緑波をつつきおり 同
サッカーを知らざる一勝まず乾杯 同