ひまわり畑は世話がやける。背は伸びても斜めに倒れるのがきょうも3つ4つ。姿勢の悪いのは株元の土を固め支柱をし直す。しっかりせえよ。
午前、用事で南千里へ行く途中アラカシの木に目をとめる。もう、どんぐりがついてるやろ。けど、みんな背が高い。枝葉まで3メートル近い。タイサンボクも咲いている。けどこれも背が高い。とても広角サイズの携帯では撮れない。あきらめて帰る。ところが…。津雲台団地とさくら通りの垣根になっている樹林にアラカシが並んでいた。その枝葉はぼくの背丈に十分の高さ。「ドングリ、ドングリ…あ、あったア」。まだわが眼は大丈夫や。変なところで自信を持つ。ドングリの直径3ミリ、長さ4ミリ。
お昼はざるそば。午後、吹田へ買い出し。「現下の梅の値段は如何ほどか」。調べてこいとの賢妻のお達しで旭通り商店街を徘徊す。“一山”とか1キロとかLサイズとか表示がいろいろ。なので賢妻には「おおむねキロ300円也」と報告。ようするに似たりよったりなんや。そんなしょむないことに神経使うのは大資本家や大金持ちがすることや。貧乏ったれがすることやない。と、啖呵切ったところで「こんばんはなにが食えるんかなあ」。口には出せず、食いたいものをあれこれ夢想する。「ウナギ」。これは買うてないから無理。「カツオノタタキ」。これも無理や。「サザエノツボヤキ」。遊覧船の行き交う淡路島を思い出すなあ。バケツ一杯、ジョニクロで。う~ん。思い出すのはやめとこ。
夏至の日の夕餉はなんぞ梅焼酎 愚老
ひまわりの世話やくひとよ善き人よ 同