あさ、「ジェロントロジー宣言」(寺島実郎著)のつづきを読む。人生100歳時代に備えて「知の再武装」を説くパイオニアは、チンパンジーもヒトも遺伝子の差はわずか1.06%しかない。「人間中心主義」の世界史観は再考すべしという。長寿社会には、医療・宗教・金融のジェロントロジーへの「新たな視界」が必要と問題提起し、最終章(第五章)で、高齢者の社会参加の道として「食と農」「高度観光人材」「NPO・NGO」への参加をあげる。リタイア組が、経験を活かして社会を支える側に回るパラダイムの転換が必要や、と。大きな問題提起。咀嚼しかねる部分も多い。
「カセギ」の労働から「ツトメ」の労働へという。千里周辺では、社会奉仕の活動に参画する高齢者も少なくない。愚老もその一人。著者がいう多摩周辺とよく似た境遇にあるのだろう。わがまちは地方と世界各国から人びとが渡り鳥のようにコンクリートジャングルに住みついている。マンション村。「金持ち老人」と「下流老人」の二極分化も進んでいる。ドアに溜まった新聞で気づく孤独死。減少していく年金生活…。くらしの土台をどう築くのか。その「解」はいまいち見えてこなかった。「食と農」も「株式会社農業」のすすめとかで日本農業は再生できるのか。疑問。昼は、パスタ・カルボナーラ。写真上は、府道吹田・箕面線の分離帯に植栽されているヤタイヤシ。下=千里南公園の梅
降る雪のまちの灯影に背を丸め 昇龍子
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ノーやん
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