ノーやん日記パート2

寄せ植えのプレ講習会

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 晴れ。午前中、千里図書館で借りた薄田泣菫の「定本茶話上・中」(冨山書房百科文庫)と「茶話」(岩波文庫)をパラパラ読みする。小見出しのある岩波文庫から「大食と少食」「俳諧師の頓智」「落銭を拾う楽しみ」…などから。馬鹿笑いするほどではないクスクス笑い。

 「大食と少食」はわが身に照らせば、悪妻と良夫の関係。弟子の数で決まるのか俳界の序列。てなこと思った「俳諧師の頓智」。「落銭を拾う楽しみ」は、昔、大阪市の仏教界の重鎮森正隆師の「ある日の良寛さま」を思い起こさせた。

 その一節に「銭拾い」。「人曰 金ヲ拾フ至テ楽シト 師自ラ金ヲ捨 自ラ試ミニ拾フ 更ニ情念ノ楽シキナシ 初メ 人吾ヲ欺クカト疑フ 捨ツルコト再三 遂ニ其ノ在ル所ヲ失フ 師 百計シテ 是ヲ拾ヒ得タリ 是ノ時ニ至テ 初テ楽シ 而テ曰 人吾ヲ不欺ト。これを読んだときはゲラゲラ笑いしたがいまはやや冷めて読む。昼はパスタ・ナポリタン+インゲン豆と貝割菜。
 
 午後、緑化リーダー会研修部の行事へ参加。あすの農業祭で行う寄植え講習の準備作業。花とみどりの相談所の先生のご指導で、スタッフが予行演習。釉で焼いた馱温鉢に金魚草、スプレイ葉牡丹、キク科のビデンス、ビオラ・ピコティの4種類を植えるだけのことなのだが、簡単ではない。

 用意されたポット苗をサイズの固定された鉢に植える手順をまず学ぶ。①花ポットの選択(4種)②メインの花の位置設定と準備③底石を含む用土の準備③ウオータースペースに合わせた花のセッティング④隙間への用土の入れ方⑤水やりの仕方など。たいへん勉強になった。写真上=花とみどりの相談所の緑化リーダー養成講座用育苗ポット、下同果樹園の林檎。
          葉牡丹の寄せ植えまずはわれ学ぶ 昇龍子

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}湯浅浩史さんお「花の履歴書」によると、葉牡丹の出自はオランダでキャベツと同種。ハボタンの名が初めてつかわれたのは1778年、山岡恭安の「本草正正譌」だそうです。
fm
「葉牡丹の寄せ植えまずはわれ学ぶ」

上の写真に白菜のようなのがありますが、これが葉牡丹になるのですか。原産地は何処ですか。
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