人はなぜ笑うのか。考え始めていろいろ読んだり聞いたりしてきた。けどぼくのなぞは解けない。演じる商売の笑いは落語家も言うように冷めた目でじっとみる客もいる。同じように、ぼくには笑えても総理大臣には笑えない笑いもある。
たとえば、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験の際の、「空襲警報」まがいのJアラート発報。大気圏外を飛翔中のミサイルが「ただいま北海道上空を通過中…安全な場所に避難してください」とか。もちろん北朝鮮の無法行為は許されない。それに対抗する軍事挑発行為も東アジア諸国民が大迷惑する話。逃げろ隠れろという政治指導者をぼくは嗤う。笑わない人もいる。
近頃思うのは、富裕層の笑いと貧困層の笑いには違いがあるのではないか。人類みな兄弟というが、権力者と民衆の笑いは違うのではないか。落語や漫才、狂言、コメディなどは概ね富豪は相手にしていないから共感するところが多いだろうが、笑いのレパートリーは広い。俳諧・和歌・小説・戯曲などもある。
笑い方も千差万別。馬鹿笑いも、クスクス笑いも、泣き笑いも、微笑みも、こみ上げてくる笑いも…。人生いろいろ。昼はきつねうどん。薄揚げを数十秒間湯通しの上、数分間、甘辛煮する(だし汁80ミリの砂糖大1、酒大1、味醂大1)。インゲン豆4~5本も加え。午後、南千里の千里図書館で冬の季語集を読む。写真上下とも市内曽根にある豊島公園のベゴニア。笑いってなんなのさ。
灯を点けて「花ごよみ」読む冬の雨 昇龍子
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ノーやん
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