ポット苗にかぶせたビニールカバーがパタパタ強風にあおられる。ぱたつかないようにケースの腰に巻く。パンジーの花がらを摘む。プレイロットなど雨にあたる苗は水やり不要。軒下のプランター苗は強い風で乾いているので注水する。「ご苦労さんです」。管理組合理事のOさんから声かけられる。
牛肉など正月用品を買いに大型スーパーへ。100グラム498円のすき焼き用もも肉を250グラム買う。年に一度のフンパツや。「ヘットをつけてんか」「なに?」「ヘットや」。ヘットを知らんらしい。脂身のこっちゃ。愚老が50年以上前肉屋のアルバイトで覚えたことば。いまは通用せんのかいな。大晦日や言うのにレジに列はない。
千里みどりのさんぽみちものんびり歩く人の姿はない(写真下)。娘に頼まれて千里郵便局まで年賀状を出しに行く(写真上)。ここは賑わっている。行列もできている。
帰り道、元管理組合代表理事のTさんにあう。「お散歩ですか」。にっこり頷き指で丸サインする。言葉が出ないのだ。お歳はぼくとそう隔たっていない。つづいて前副理事長のKさんに会う。「きょうは暖かいですね」「そうですね」。九州ご出身の方。西風にあたれば「寒い」と感じ、風のない陽射しにあたれば「暖かい」と感じる。正月三が日は厳しい寒波に覆われるらしい。風邪とノロウィルスに要注意。嗽と手洗い励行や。
爺は花もり婆は菜炊く大晦日 愚老
