ノーやん日記パート2

千里の穴場・鴨の密会池

 曇り。寒い日が続く。きょうも部屋に籠って経済学の古典本を読む。時代と国の異なる社会の技術や度量衡で書かれた本を読むのは疲れる。俳句の本を読むようなわけにはいかん。読んだことのある本なのに一行一行理解しようとするとわずか50ページを読むのに4時間かかった。気がつけばお昼。素早くできるのはスーパーで買った乾麺を湯がくだけの月見そば。5分間湯がいた蕎麦にだし醤油と生卵ときざみねぎをふりかけるだけ。うまい。あたたまる。

 午後、せんちゅう(千里中央)の千里図書館へ「カラスの教科書」を返却。リクエストしていた宇多喜代子さんの「名句12か月」を借りる。ついでに自称“千里の穴場”長谷池をのぞく。いるいる。マガモのペア。バンのペアも。恥ずかしいのか、マガモは枯れ枝の下でいちゃついている。ここが密会場所らしい。

 せんちゅうから千里さくら通りを下って南千里へ。超安い日本酒を買う。醸造用アルコールを混ぜて造った酒や。経済学的には“安かろう悪かろう”で貨幣の支払いは少なくてすむ。その代わり老化を促進する。けど、止められない!止まらない!安酒。 
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  新都心・千里中央のすぐ東側にある長谷池。不思議なことに鴨や鷭がいつも姿を見せる。携帯写真のため、真鴨は白い点にしか見えないが、水鳥の密会を観察するのは生態観察の勉強対象となる。秘密保護法の対象にはなるまい。  
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  ここは千里のハイクラス・ホテル。以前にも書いたが大阪女子マラソンの選手がここに投宿し、区画整備された千里のまちをジョギングすることもあった。  
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  美しい花には棘がある。だれが言い出したことか知らぬが“薔薇には棘がある”。千里阪急ホテル玄関先の蔓バラ。

密会の池は凍らず鴨の二羽 龍尾

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}そんな昔でしたか。やはり脳が足りていないですねえ。
fm
貴兄の結婚前です。ほやほやの一年生か二年生でしたよ。正田美智子さんが皇太子妃に決まった時に貴兄と会った記憶がありますが、ゴッホ展と同じ時期かどうか定かではありません。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}ゴッホ展は当時北海道の工場に配転されていた従兄弟と行った覚えもあります。ということは結婚した後でしたか。ゴッホ展は。たしか行列ができていたように記憶しています。
fm
その展覧会に私も行きましたよ。ノーやんさんの吹田の下宿に泊まり、たまたまプッチーニのラ・ボエームを聞きましたがな。ロドルホがミミに愛を告白する場面でした。あちらの詩人は上手いこと言いますね。口説き方の参考になったのでしょう。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}京都で開催されたゴッホ展に彼女を誘い京の山中で愛をささやきました。
fm
「密会の池は凍らず鴨の二羽」

大昔のデートを思い出しましたかな?いい句です!
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