ノーやん日記パート2

蕪村公園の句碑紹介①

画像
画像
 晴れ。きょうもそう寒くはない。夜明け前、西空に輝く金星とその下に薄っすら光る土星を眺める。南の空にはさそり座のアンタレス。春星の画号をもつ蕪村が見たらどういう句をつくるかな。

 せっかく蕪村公園の句碑を見たのだから順にアップしておこう。「芭蕉去て」句はすでに紹介したので、それ以外の句碑を時計回りと反対に順次紹介する。写真上は「斧入れて/香におどろくや/冬木立」。蕪村58歳のときの句。自筆句帳から。冬木立ちに斧を入れたときの木の香りに驚いたという句。

 写真下の句碑は「いな妻や/浪もてゆへる/秋津島」。53歳のときの作。「浪もてゆへる」は謡曲「淡路島」の「わたつみのかざしに挿せる白玉の浪もてゆへる淡路島」のパロディ。秋津島はごぞんじ日本の古称。蕪村の稲妻句は多い。怖がりやったのかな。
               金星へ土星接近春星忌 昇竜子 

コメント一覧

fm
追随者とか信者とか、リーダーに従う人です。ヤフーではファンとかいいました。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}fmさん、ありがとうございます。フォロワ―ってなんですか。
fm
本日ノーやんさんのブログのフォロワーになりました。
fm
蕪村も研究しだすと奥が深いですね。パロディーというのは下手をすると浅薄な衒学趣味に終わりますが、上手くいくと味わいが深くなりますね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事